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■未完成日記2011■10月分まとめ。

[ その他 ]
 
<<本>>3
『下町ロケット』 池井戸 潤
『リベルタスの寓話』 島田 荘司
『夜叉桜 』 あさの あつこ

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>7

マンガ『ゾッチャの日常 14 』  生藤 由美
マンガ『聖☆おにいさん 7』  中村光
マンガ『ロストハウス』  大島 弓子
マンガ『サバタイム』  大島 弓子
マンガ『オオシマさんちのもうひとつの猫日記』  大島 弓子
マンガ『くるねこ 8』  くるねこ大和
マンガ『町でうわさの天狗の子 1 』 岩本 ナオ

<<音楽>>1

CD『PHIL COLLINS...HITS  ベスト・オブ・フィル・コリンズ』  Phil Collins



今月は大島弓子月間…。
もちろん子供の頃読んではいたけど、ちょっと大人の雰囲気に感じて単行本になってまでは読んでなかったのが…私が大人になったのか、なぜかハマってしまった。
シュールというより、問いかけてくるマンガって少ないような…。
収集癖のある私…久しぶりにブックオフめぐり…楽しいな〜♪
来月も続くかも…
2011.10.31 Monday 23:12 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『ゾッチャの日常 14 』  生藤 由美  集英社

[ マンガ ]
 笑いあったり喧嘩したり…。麻綾と過ごす日常にゾッチャが思うこと、そこには1人と1匹のかけがえのない絆が見え隠れして…。大人気ご長寿猫まんが、感動のフィナーレ!!

……え〜〜!!最終巻?
13年もの間連載されてきていたのに…残念。
思えばゾッチャは飼い猫ながら、フリーでお外にも出てたので、家猫としての部分も外猫としての猫同士のふれあい、季節を感じながら過ごす猫ですし、マンガとはいえ結構リアルな描写なので、人間の言葉の意味を分かりつつ、自分は思いを伝えられない…そんなジレンマがあっても飼い主や猫友との絆がしっかり描かれていてとても面白かったんですよね。
急な最終回(私的にですが)だったので、まさか…なんて思いましたが…違っていてホッ。
終わったか分からないぐらい…でも痲綾との絆がとてもよくて、これからのゾッチャが見れないのが残念ですが、きっと豊かな猫生を送るんだろうな…と思います。

それにしても13年で物語の中でも歳をゆっくりとってきたゾッチャ。もうそんなにヤンチャじゃないんですよね。作家さんもリアルな猫(例えば自身の飼い猫とか?)をそのまま描いてたんじゃないかな…なんて想像してしまいます。
また番外編の話も毎回笑わせてもらったりジーンときたり。
ゾッチャに彼女ができたのも驚いたのですが、何といっても、一時期ノラ状態になってしまった時なんかは本当にハラハラしてしまって…いや思い入れが強すぎて…涙

年に一度のコミック楽しみにしていただけに…ああっ!やっぱりさみしいな。


でもまた新たに猫マンガを描かれてるようなので…そちらも楽しみに待とうとおもいます。

ゾッチャ、元気でね。
2011.10.29 Saturday 00:10 | comments(1) | trackbacks(1) | 

『下町ロケット』  池井戸 潤   小学館

 取引先大企業「来月末までで取引終了にしてくれ」メインバンク「そもそも会社の存続が無理」ライバル大手企業「特許侵害で訴えたら、…どれだけ耐えられる?」帝国重工「子会社にしてしまえば技術も特許も自由に使える」―佃製作所、まさに崖っプチ。

第145回直木賞受賞作。
以前は宇宙科学開発機構で、ロケットエンジン開発の研究者をしていたが打ち上げ失敗の責任をとりそこをやめ、実家の町工場の後を継ぐことになった。
経営者としてとエンジニアとしての葛藤の中にある佃に言いがかりともいえる大企業からの訴えと、別の会社からの特許についての圧力。資金繰りに苦しむ佃社長の決断と社員達…。

いやぁ…最初から緊迫してるのですが、自身の、そして会社の実力とプライドと現実に挟まれて…中小企業の苦悩が難しいようですが分かりやすく書かれていて、グイグイ読めました。
小さい町工場の社員がだんだんまとまってくる、そして一つのものを作ろうとする、目的の一致が更に大きな輪になっていく様子が…いいですね。
相手側の企業の面々もまあムカッとくる人たちが多いのですが、それぞれの立場立ち位置っていうのも分かるので、そこら辺も見所となってました。

池井戸さんというと『空飛ぶタイヤ』が一番印象的ですが、この作品は読みやすくて元気がもらえる作品。オススメです。

10点


2011.10.28 Friday 01:12 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『聖☆おにいさん 7』  中村光  講談社

[ マンガ ]
 目覚めた人・ブッダ、神の子・イエス。下界での生活もすっかり板についてきた……というより、下界に馴染みすぎている“最聖”コンビの立川デイズ。「血の涙を流すマリア像」の秘話、天草四郎とイエスの涙なしには語れないやりとり……、などなど気になる話題盛りだくさん!!

今回、本が薄い…のですが、内容は結構面白かったです。
実家になかなか帰らない二人、帰りを待ってる両母上たちが登場して…いやお二人ともお美しいけど、爆笑エピソードもあったりして。
またブッダとイエスのPV話も面白いし、立川からの直通天界ルートができ、更に色んなサブキャラ?も出てくる予感…というか、この巻にも出てきてるし、本当次々大ネタ小ネタが出てきて面白かったです。

2011.10.27 Thursday 09:44 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『リベルタスの寓話』  島田 荘司 講談社文庫

 ボスニア・ヘルツェゴヴィナで、酸鼻を極める切り裂き事件が起きた。心臓以外のすべての臓器が取り出され、電球や飯盒の蓋などが詰め込まれていたのだ。殺害の容疑者にはしかし、絶対のアリバイがあった。RPG世界の闇とこの事件が交差する謎に、天才・御手洗が挑む。中編「クロアチア人の手」も掲載。

表題「リベリタスの寓話」と「クロアチア人の手」の2作。
どちらも旧ユーゴスラビアの民族紛争が絡んでるのですが…読んでいて楽しくなるようなものは一つも無し。御手洗氏が謎を解き明かしても胸が晴れることはないですね。
「リベリタス〜」は御手洗氏が電話での謎解きとなるのですが…電話でなくてもね…。とても忙しい身なのは分かるけど、それでなくても謎解きが気を揉むのに、更に…ということで、イライラしてしまう。
ラストまで読めばソレが目的だったの?という部分には納得なんですが、それにしても残虐でしたね。それと民族紛争…というところで最後現実はこうだと書かれてましたが…聞いてはいたけどそうやって血を途絶えさせるというのは、あったんでしょうね。
一番怖いのは思想?人間?
ミステリーというよりホラー部分も強くてちょっと苦手な作品となってしまいました。
(多分ちゃんと読めてないんだと思うんですが、再読したいとは今のところ思えませんね…スイマセン。。)

6点
2011.10.25 Tuesday 02:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『ロストハウス』  大島 弓子 白泉社文庫

[ マンガ ]

 大学生の実田エリには忘れられない人がいる。それは幼い頃に住んでいたアパートの隣の住人。一風変わっている鹿森さんは、毎日、部屋の鍵をかけずに出かけてゆく。幼いエリに、自分の空間を解放してくれたのだ。『解放区』を与えてくれた不思議な人…その人の記憶を心に残したまま、毎日を無感情に送るエリだったが…。

収録作品:
ジィジィ/青い 固い 渋い/ロスト ハウス/8月に生まれる子供/クレイジー ガーデンPARTI(「卒論」改題)/クレイジー ガーデンPARTII

1993〜1995年『ヤングロゼ』に掲載された5作品が収録された短編集となってるのですが、どれも読み応えありです。

「8月に生まれる子供」
明日から夏休みになる、デートもしようねと話す女子大生が突然老化をしていってしまうという話。
身体だけではなく心も歳をとっていってるのが悲しい。それでも家族や彼氏はそれを受け止めてるというのがすごい。結構衝撃的なんですが、それを独特の世界観で描かれていて…ちょっと考えさせられます。

「ロストハウス」
子供の頃隣に住んでいた青年の部屋はいつも散らかっていて鍵が開いていた。いつもその家を除いていた女の子にいつでも入っていいよという。そしてこっそり入り込み勝手におやつを食べていたりとしていた。
その後その青年に彼女ができて…となるのですが実は鍵を掛けない…というのがミソだったりして…。

どの作品もなんですが、ファンタジーというか夢物語にも感じるのですが、やっぱり何かを提示してて、答えはなくって、考えさせられる。

子供の頃に読んでいたときはその答えがまるで見えないし不思議なままだったのですが、今読むと答えは出さなくていいし、でも近いものが見えたりして。
多分この作品を書かれてるオーシマさんと近い年頃になってるのかも。

よろしければ…オススメです。

2011.10.15 Saturday 00:47 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『サバタイム』  大島 弓子   角川書店

[ マンガ ]
 猫のサバを主人公に、一年間をエッセイ風に描いたオールカラー・イラスト集。少女漫画ファンのためのニュー歳時記。

これは「ヤングロゼ」に1990年2月号から1991年1月号まで連載されたものを1月から乗せたもの。
サバは擬人化されていて、かなりでかい男性みたいだけど本当は♀だったよね。
サバタイムというタイトルだけどオーシマさんの歳時記で二人暮らしを楽しんでいるようす。
多分この頃はオーシマさんは40代ぐらい?で、でもシングルで暮らしていくんだ…という、ノンビリとした時間を過ごしてるのが伝わってきます。

絵によく描かれている木の多い公園や花などの植物などは、生まれ育ったところからきてるのかな、そのころ住んでいたマンションから見える風景も木々に覆われているし…その中での空想が面白い。オーシマさんも夢見る少女がそのまま大人になった感じ。勿論紙面で見てることがすべてではないけれど、この雰囲気に癒されます。

2011.10.11 Tuesday 01:21 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『オオシマさんちのもうひとつの猫日記』  大島 弓子   飛鳥新社

[ マンガ ]
 これまで漫画作品で読まれてきたグーグーやビーたちの姿が写真でお目見え!大島弓子の撮影による「写真まんが」が出来上がりました。皆でおしゃべりしたり、じゃれあったり。いとしい表情にあふれた猫たちの楽しい物語。

2007年に発売されたリアルグーグー達の写真マンガ。
もともとオーシマさんが取りためた写真を出版社の方のお声が掛かり出来上がったものなので、そんなに映りも良くないしマンガ用にとってないので、ちょっと無理がある感じはするけど、それでもグーグーはやっぱりカワイイし、部屋に溶け込んでいてほのぼのとしてます。
いいですね〜。
マンガだとかなりシンプルに描かれてるビーやクロ・チビ達…こんな感じだったんだ(笑)

お値段の割りにページ数も少ないし物足りなさは感じてしまうのが正直なところ…もっともっと知りたいと思ってしまう。(私は図書館で借りたけど…汗)
でもこうやって形に残るっていうのはいいよね。猫ちゃんみんな幸せものだね。。

あとオーシマさんの文章での日記は数ページしか載ってませんが2001年1月から2005年3月まででした。

2011.10.10 Monday 01:24 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『PHIL COLLINS...HITS  ベスト・オブ・フィル・コリンズ』  Phil Collins

[ >>>洋楽 ]
フィル・コリンズ,フィリップ・ベイリー・ウィズ・フィル・コリンズ,フィル・コリンズ&マリリン・マーティン,フィリップ・ベイリー,マリリン・マーチン

 ロック史上最強のベスト盤遂に登場!「イージー・ラヴァー」「ワン・モア・ナイト」他、フィル・コリンズの全米ナンバー・ワン8曲を含む全16曲。最新曲「トゥルー・カラーズ」(シンディ・ローパーのカヴァー)も収録。


1.ANOTHER DAY IN PARADISE / アナザー・デイ・イン・パラダイス
2.TRUE COLORS / トゥルー・カラーズ
3.EASY LOVER / イージー・ラヴァー
4.YOU CAN'T HURRY LOVE / 恋はあせらず
5.TWO HEARTS / ツー・ハーツ
6.I WISH IT WOULD RAIN DOWN / 雨にお願い
7.AGAINST ALL ODDS(TAKE A LOOK AT ME NOW) / 見つめて欲しい
8.SOMETHING HAPPENED ON THE WAY TO HEAVEN / ウェイ・トゥ・ヘヴン
9.SEPARATE LIVES / セパレート・ライヴス
10.BOTH SIDES OF THE STORY / ボース・サイズ・オブ・ザ・ストーリー
11.ONE MORE NIGHT / ワン・モア・ナイト
12.SUSSUDIO / ススーディオ
13.DANCE INTO THE LIGHT / ダンス・イントゥ・ザ・ライト
14.A GROOVY KIND OF LOVE / 恋はごきげん
15.IN THE AIR TONIGHT / 夜の囁き
16.TAKE ME HOME / テイク・ミー・ホーム
  (1998.10.05)

長く浅いファンなので、やはりベストで聴くのがいい(邪道?)
ベストといえばこのアルバムが一番イイと思うなぁ。

久しぶりに復活したかと思えば、また…
なかなかリアルタイムで見れないと…私の中で神(追いかけても届かない人)となってしまうではないか。

Youtubeで見られる時代でよかった。とはいっても最新のでもちょっと古め。
また新譜〜とは言わないまでも、またステージで歌う姿がみたいなぁ。

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2011.10.08 Saturday 00:56 | - | trackbacks(0) | 

マンガ『くるねこ 8』  くるねこ大和   エンターブレイン

[ マンガ ]
 猫が嫌いな入園生・染チカ、被災地・福島県からきた三毛&三毛姉妹、そして…またも猫と思いきや、なんとおもむろに「夫」登場。
くるさん結婚!? 大泉洋似の新たな家族がくるねこ一家の一員に。
やっは~!! 愚連隊もうれしいにゃん♪ 
ひとりより、ふたりと5匹。
よりいっそうにぎやかになった「くるねこ 8」をご期待ください。


そうそう、旦那サマの乙女さんが加わり、そして福島っ子猫もキタ==。
愚連隊に更にパワーアップしたくるねこ家は、またまた面白い。
猫1匹1匹の個性があってキャラ立ちしてるなぁ(笑)
くるさんも猫達も元気が一番、くるさんお身体大事にしてね〜。

2011.10.05 Wednesday 00:34 | comments(2) | trackbacks(1) | 
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