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■未完成日記2010■8月分まとめ。

[ その他 ]
 <<本>>2
『おはぐろとんぼ 江戸人情堀物語』 宇江佐 真理
『なでしこ御用帖』  宇江佐真理

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>1
『猫と女たち』  群ようこ

<<DVD>>6
『流星の絆』
『キラー・ヴァージンロード』
『ディア・ドクター』
『なくもんか』
『60歳のラブレター』
『みうらじゅん いとうせいこう TV見仏記 11  明日香/南都 編』

<<音楽>>1
『Citylights Dandy』  角松敏生




(* ̄O ̄)ノ…なんかもっと読んでたような・・・?
美術本や旅本が多かったのかも。
宇江佐さんの本はやっぱりイイ!!

『雷桜』の映画化…好きな作品なだけに複雑〜

吉田修一『悪人』も映画化…これまた10点つけた作品が映画化か。。
森絵都『カラフル』もアニメ映画化…原作はオススメです!!
(読んだのがネット始めた頃で感想UPしてなかった…そんなに前だっけ??)

読んだ本が映像化されるのは嬉しいけど、
どうせなら読んでない作品が映像化されたほうが嬉しいかも。。
2010.08.31 Tuesday 12:57 | - | trackbacks(0) | 

DVD『流星の絆』

 小学生の3兄妹、功一、泰輔、静奈は、家を抜け出し流星群を見に行ったとある夜中に両親を何者かに惨殺される。事件から14年後、事件が時効を迎えようとしていた頃、成長した彼らは共謀して詐欺をはたらき生計を立てるようになっていた。ある日、洋食チェーンの御曹司を騙そうと策略した3人。そんな時、彼の父親が両親惨殺の時間に家から出てきた人物に似ていることに気付く・・・。
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2010.08.16 Monday 01:32 | - | trackbacks(0) | 

『おはぐろとんぼ 江戸人情堀物語』 宇江佐 真理 実業之日本社

おはぐろとんぼ 江戸人情堀物語
おはぐろとんぼ 江戸人情堀物語

静かな水面を揺らす涙とため息の日々に、ささやかな幸せが訪れるとき−。表題作をはじめ、「ため息はつかない」「裾継」「隠善資正の娘」など、下町の人情を鮮やかに映す6つの短編を収録。

下町のお堀を舞台とした表題含む6編の短編集です。
短編ながら、どれも設定がシッカリしていて、一人一人が見事に描かれていて感情移入しちゃいます。
「ため息はつかない」
幼い豊吉はよくため息をつき母に叱られていた。母はため息をつくことがなかったのか?ゆっくりと成長していくうちに母の気持ちも分かるように…
「おはぐろとんぼ」
料理人だった父が亡くなった。おせんは父がいたお店においてもらえたが、女性は板前にはなれない。そんな中新しい板前が入ってきたのだが・・・。

女性だからこその葛藤だったり、また所帯を持つにあたりの経緯だったり、人との出会い・人生の節目など、そのときの心の変化や気持ちが、分かりやすく伝わってくる。
この時代だからこそ、しきたりや受け止め方が今と違ったりするけれど、心に芽生える気持ちは同じ…それがとても共感できる。
片寄せあって生きている…、それはとても自然なことがすんなり伝わってくる、あたたかい
6編の物語でした。

9点
2010.08.15 Sunday 04:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『Citylights Dandy』  角松敏生

1. Dandy...in the Citylights
2. HOT LAZY NIGHT
3. Fly By Night
4. 134
5. La Carnaval 
6. Twilight Moody Blues
7. Mrs.Moonlight
8. Friend
9. Funky GO-KOHN
10. 浜辺 days 
11. See You Again 
  (2010/8/4) 

今作は基本コンセプトを"Summer 4 Rhythm 第2弾"と位置付け、新たな4 Rhythmの世界を展開。角松敏生の「海・夏」と双璧をなすもうひとつのイメージ「都会・夜」をテーマに、アダルトな夏の夜を表現したコンセプトアルバム。スティーリー・ダンを彷彿とさせる静かでクールな曲、バンドマンがコピーしたくなるなるようなテクニカルな楽曲、得意の海夏サウンド全開の「浜辺 days」ではアルバムの中で唯一昼間を連想させるなど、遊び心が満載!

▼Mrs.Moonlight



▼Mrs.Moonlight  PV


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2010.08.12 Thursday 21:29 | comments(4) | trackbacks(0) | 

『なでしこ御用帖』  宇江佐真理  集英社

 八丁堀の町医者・麦倉洞雄の娘のお紺は、口は悪いが気は優しい、女だてらに捕物好きな孝行娘。だが行く先々でひと騒ぎが起こり…。江戸・八丁堀の四季に彩られた恋と人情の時代小説。『小説すばる』掲載をまとめて書籍化。

『斬られ権佐』は宇江佐さんの作品の中で一番好きなのですが、その権佐が体を張って守った娘の子、つまりあったことの無い孫娘が主人公となってます。
活発で勝気なお紺に医者の父の手伝いをする医者を目指す長男、着物など裁縫に長けた次男など、娘一家が出てくるのですが、権佐夫婦の事は子ども達にも引き継がれてる…今はもう居なくてもまだ生き続けてる…そんなのが伝わってきます。また医者の家系となったのは権佐の妻の影響もあるのでしょうね。

6編の短編連作となっていて、女性が主人公というのもあってか要所要所に花が散りばめられていて色が添えられてます。
医者の娘として、病んだ人を見ることが多いお紺ですが、その中でも気になる人が居ると追いかけずにいられない性質、そこからいろんな事件に遭遇してしまうのですが…。
それにしても男勝りのお紺はおきゃんを越えて男らしい。痛快ながらもそこは女性として、何も出来ない部分もあったりと、もどかしさと迷いを感じながらも成長していく姿が見れます。

また波乱万丈の人生を送ってる…というのではなく、しっかり地に足をつけながら生きている…そんなところが見えて良かったです。
『斬られ〜』のような悲しすぎる結末ではなくてよかったです。。

8点

また斬られ権佐読みたい気もするけど、最初に残った強い印象そのままに残しておきたい気もします(笑)
2010.08.10 Tuesday 03:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『キラー・ヴァージンロード』

 (2009/日本)

 幼いころからドジな沼尻ひろ子は、ようやくこぎつけた結婚式の前日にアパートの大家を誤って殺してしまう。結婚を逃したくない彼女は死体を隠すために向かった富士の樹海で、何度自殺を試みても死ねない小林福子と出会う。福子がひろ子の死体処理を手伝う代わりに、ひろ子が福子を殺すという条件で奇妙な逃避行が始まり……。(シネマトゥデイ)
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2010.08.07 Saturday 08:59 | - | trackbacks(3) | 

DVD『ディア・ドクター』

  (2009/日本) オススメ♪

村でただ一人の医師、伊野が失踪する。村人たちに全幅の信頼を寄せられていた伊野だったが、彼の背景を知るものは誰一人としていなかった。事件前、伊野は一人暮らしの未亡人、かづ子を診療していた。かづ子は次第に伊野に心を開き始めていたが、そんな折に例の失踪事件が起き……。(シネマトゥデイ)

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2010.08.06 Friday 08:52 | - | trackbacks(10) | 

DVD『なくもんか』

 (2009/日本)  オススメ♪

無茶苦茶な父に捨てられ、幼少期に生き別れた兄・祐太と弟・祐介は、互いの顔も名前も知らずに成長する。祐太は、東京下町の商店街でハムカツが名物の店を切り盛りし、祐介はお笑い芸人として超売れっ子になっていた。そんなある日、祐太のもとに、初代店主の一人娘・徹子が突然帰って来る。(シネマトゥデイ)
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2010.08.05 Thursday 08:56 | - | trackbacks(8) | 

DVD『60歳のラブレター』

  (2009/日本)

仕事一筋の夫・孝平と献身的な専業主婦ちひろは、定年退職を機に離婚を決意。時間を持て余すちひろは家政婦の仕事に挑戦し、翻訳家・麗子の家で働き始める。一方、張り切って第2の人生を歩み出すもさまざまな挫折を味わい、自信を失いかけていた孝平は、娘の出産見舞いでちひろと再会し……。(シネマトゥデイ)
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2010.08.04 Wednesday 09:08 | - | trackbacks(5) | 

『猫と女たち』  群ようこ  ポプラ文庫

 瀕死のふりをするゴンちゃん、パンダ座りでブニャーと鳴くブタ夫、気がよくてボスになれない「きたなマスク」、ベンツで律儀に野沢菜を届ける美智子、子供との同居を断るカメヨ―猫&犬たちのエッセイと逞しくチャーミングな女性たちの物語を収録する贅沢なセレクション。

前半は猫や犬のエッセイ。何匹か飼ったことのある猫でも新しく来た猫にはタジタジになる群さん。個性豊かな猫やワンちゃんの観察日記でもあるかも。
後半は5人の女性の楽しく逞しくそして寂しくもある物語。女同士だからこそ見えること・分かることがうまく書かれています。

思った以上にボリュームがあるのですがサラリと楽しく読み終えられる一冊です。
2010.08.03 Tuesday 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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