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■未完成日記2010■4月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>2
『りかさん』  梨木 香歩 
『 一分間だけ 』  原田マハ


<<ビデオ・DVD>>3
『アフタースクール』
『僕の彼女はサイボーグ』
『ウィニング・パス』


今月は少ないですね…

話が変わりますが、
せっかくTBを張ってくださっていただいたのに、なかなかうまくTBを返せないことがあります。
時には二重TBでお返ししてしまうこともあって、ご迷惑かけております。
TBしていただいた記事は折り返し拝見しにお邪魔してますし、よほどの無関係な記事で無い限り(多少遅れますが)TBを返してはいますので、ご理解ください。




2010.04.30 Friday 23:38 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『りかさん』  梨木 香歩 新潮文庫

 雛祭りにようこがおばあちゃんからもらった人形の名は「りかさん」。生きている人間の強すぎる気持ちを整理し、感情の濁りの部分を吸い取る力を持った「りかさん」とようこのふれあいを優しく描いたファンタジー。


りかさん…といっても市松人形で8頭身のリカちゃんではありません。
とてもガッカリしたようこでしたが、すぐにお気に入りの人形に。
そしておばあちゃんとの交流が始まるのですが…。

初読みの作家さんです。この話は『からくりからくさ』とリンクしているようで、そちらを先に読めばよかったかな。それでも十分、ノスタルジックで不思議な物語に吸い込まれました。
人形にも歴史あり。ようこの家の雛人形など、大切にされた人形であればあるほど思い出も歴史もある。
それをおばあちゃんとりかさんとようこだけのやりとりで、その人形達を理解するという、なかなか魅力的な物語となってます。
母と子より祖母と孫のほうが、かえって話しやすいのかな。
そのやりとりが目に浮かぶよう…。

こういうファンタジー風なのは苦手意識があったのですが、すんなりとその世界に入り込めました。
ちょっとオススメです。

8点



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2010.04.29 Thursday 01:15 | comments(2) | trackbacks(1) | 

『 一分間だけ 』  原田マハ 宝島文庫

 ファッション誌編集者の藍は仕事が生き甲斐。しかし愛犬リラとの出会いから彼女の人生は変わっていく。がん告知を受けたリラとの闘病生活。愛犬との出会いと別れを通じて「本当に大切なもの」に気づくまでを描く。

忙しさとちょっと同棲相手ともうまくいっていないときにやってきたリラ。
一途に主人の帰りを待つ姿は目に浮かぶ。
文章の中にはリラの気持ちを代弁するセリフは一つも無いだけに、人間の都合にすべて合わせ、それが幸せと思ってるように映って、読んでいて苦しかった。
仕事も彼氏ともうまくいかず、それが犬との生活が疎ましく思えてくるなんて寂しいですよね。
そういう形でしか、藍に伝わらなかったのが残念でならない・・・。

〜という、なんだか犬目線で読んでしまってるのは、どうも主人公を最後まで好きになれなかったかも…。
反対にフルタイムで働く女性ならかなり共感できるのかもしれないですね。

リラは藍や彼氏、そして出会った人に無償の愛を与え続けていた。
それに答えるのってやっぱり大変。向き合うことの難しさも(私に)教えてくれたね。。


8点
2010.04.28 Wednesday 12:23 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『アフタースクール』

   (2008/日本)

母校の中学で働く教師、神野のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村の行方を追っていた。心ならずも木村探しに巻き込まれるうちに神野の知らない木村の姿が明らかになり、事態は誰もが予想しない展開に向かっていく。(シネマトゥデイ)
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2010.04.03 Saturday 03:31 | - | trackbacks(15) | 

DVD『僕の彼女はサイボーグ』

  (2008/日本)


21歳の“僕”を救うために未来の“僕”が現在の自分に送ったという最高にキュートな“彼女”は、やることなすことすべてが大胆でラフなサイボーグだった。“彼女”は“僕”のピンチを幾度となく救ってくれるが、感情を一切持たない“彼女”に思いが伝わらず、“僕”は一方的に別れを告げてしまう。しかしそれは、決して起こるはずのなかった、運命を変えてしまう“恋”の始まりだった。(シネマトゥデイ)
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2010.04.02 Friday 18:38 | - | trackbacks(6) | 

DVD『ウィニング・パス』 

   (2003/日本)

北九州の高校でバスケットボール部に所属する健太は、ガールフレンドの香織から卒業したら東京の大学へ行くと告白される。動揺した健太は自分も東京に行くと父親に訴えるが反対され、ふてくされバイクを飛ばすのだが……。(シネマトゥデイ)
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2010.04.01 Thursday 14:38 | - | trackbacks(0) | 
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