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■未完成日記2010■2月分まとめ。。

[ その他 ]
 <<本>>2
『聖女の救済』 東野圭吾
『カッコウの卵は誰のもの』 東野圭吾  

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>2
マンガ『アオイホノオ 1』  島本 和彦
マンガ『本屋の森のあかり 1』 磯谷 友紀 



… (T_T)
読むのに時間かかりすぎかも。。。
ここ最近読んでなかった東野作品を2冊。
『カッコウ〜』はオリンピックにあわせて読んだもの。
『聖女の〜』はパッチワーク作家が出てるというので購入したけど。。
どちらも先に情報が入ると期待しすぎてしまう…良くないですね。

花粉の季節になり、引きこもりになること必至。
3月は読めることに…自分に期待したい。。。



追記:
映画記事のコメントはお返事が相当遅れてしまうので、伏せてます。
本記事、こちらは一応開けてますが、多分遅れます…ご了承くださいませ…。
2010.02.28 Sunday 21:37 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『聖女の救済』 東野圭吾  文芸春秋

 「これは完全犯罪だ」 男が自宅で毒殺されたとき、離婚を切り出されていた妻には鉄壁のアリバイがあった。草薙刑事は美貌の妻に魅かれ、毒物混入方法は不明のまま。湯川が推理した真相は…虚数解。「ガリレオ」情念の長篇。

『容疑者Xの献身』で一躍話題となったガリレオシリーズの長編。
TVや映画で出ていた内海刑事が本編の方でも登場…と、TVドラマと作品がグッと近くなってるのが分かる描き方になってましたね。
犯人と動機は分かってるのに、トリックが分からない…といった、『容疑者〜』に似た展開となってます。
トリックが分かったとしても証明するのが難しい…つまり「完全犯罪」か?
怪しい部分は多々見つかるけれど、立証出来るかどうか難しい、そんなモヤモヤ感や、被害者に同情出来ない部分でのイライラがあって、ドキドキさせられました。

どういうトリックを使ったのか、湯川氏の推理どおり、また話の結末に、そんなに忍耐力があるものかと思いますが、その忍耐強さ、継続できる〜っていうところを、そういう職業につかせていた伏線になってたのかな…なんて想像してしまいます。
また今回は草薙が被害者の妻に好意を持つっていうのが新鮮というか良かったですね。
冷静な内海と冷静になりきれない草薙とのやり取りが、かえって捜査を進めていきやすかったのかも。

今回も、そんなこと出来るのかな…って思う結末でしたが、それでも読み進めるワクワク感はありました。 
また、これ取っておいたんだ…っていうのが意外でしたね。
逆に完全犯罪で終わっても面白かったような…(私だけかも/汗)。。


長編のガリレオシリーズ…いいと思います。。


8点
2010.02.19 Friday 16:09 | comments(0) | trackbacks(4) | 

『カッコウの卵は誰のもの』  東野圭吾  光文社

 娘には才能があり、自分には隠し事があった。彼女の幸せを願っていた…。親子の愛情に揺さぶりがかけられるような事件が起こる。覚悟を決めた父親は、試練にどう立ち向かうのか。才能と親子の絆をめぐる感動長編。

丁度オリンピックが始まる前に読了♪
…って、ネタばれしないように感想を書くのは難しい…。
父子との家族愛の形はそれぞれあると思うけど、切な過ぎますね。
一流プレイヤーとしての葛藤、また父親としての葛藤が心を潰してしまう。

ウィンタースポーツと、親の良いDNAを受け継ぐことが出来るのかどうか…という話の組み合わせは東野さんらしくていいですね。
一流プレイヤーとしての葛藤と父親としての葛藤が心を潰してしまいそうになる。
後半からバタバタと急展開してくので、読み応えはありました。
(結末には若干?なのですが・・)

8点
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2010.02.17 Wednesday 10:53 | comments(0) | trackbacks(2) | 

マンガ『アオイホノオ 1』  島本 和彦  小学館

[ マンガ ]
 1980年代初頭。大阪にある大作家芸術大学1回生の焔燃は、「漫画家になる!」という熱い情熱と野望を胸に抱いて日々を過ごしていた。自分の実力には根拠のない自信を強く持っているが、アニメ業界にも興味があり、自分の進むべき道を模索中の焔。そんな焔は、夏休みの間際に一つの決断をする。それは、東京の出版社に持ち込みに行くこと。ますます熱くなった熱血芸大生・焔燃の七転八倒青春エレジーが再び始まる!

あちらこちらのブログでよく目に留まるこの本・・・。
さっそく手に取ってみると…

マンガ家になりたいというだけでかなりの見切り発車してしまってる主人公、アイタタタ…って感じですが、面白い!(万人に受けるかは・・・・分からない/笑)
その当時、雑誌でのっていたままのマンガがそのまま使われてたりして…懐かしい。。
また学生時代にアニメ「エヴァンゲリオン」で売れた庵野秀明氏と出会ってたり(あとがきで作者対談もあり)と、読んでるほうもショックの大きい1冊となっていて、大うけでした。。
2010.02.16 Tuesday 15:06 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『本屋の森のあかり』 磯谷 友紀  講談社

[ マンガ ]
 本屋の森で、会いましょう

本好きなら誰もが心弾む本屋さん。そこに、やさしくて博識なメガネ男子と、クールなメガネ王子がいたら……!?大好きな本の森で、個性あふれる書店員さんといっしょに新米スタッフあかりは、どんな物語を織りなすの――?



タイトルに惹かれて手に取ったのですが・・・
大型書店の支店から東京の本店に移ってきた入社3年目の女性が主人公。
田舎と都会との時の流れと仕事の量の違いに驚き、また個性の強い人ばかりにもまれながらも、がんばる姿、それから一店員の目線で描かれてるので、とっても興味深く読めました。
ちょっと絵がいまいちなのが残念なのですが…。
けれど、絵本のくだりをつかって彼女の気持ちを表すっていうのは良かったです。

しばらく続きも読んでみようと思います。。
2010.02.13 Saturday 11:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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