<< October 2009 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

■未完成日記2009■10月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>3
『きみはポラリス』 三浦しをん
『植物図鑑』 有川 浩

『菊葉荘の幽霊たち』 角田光代

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>3
マンガ『リベロ革命!! 全7巻 』  田中 モトユキ
『文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編 』大森 望  豊崎 由美  
『超魔球スッポぬけ!』 朱川 湊人

<<音楽>>1
『ADVENTURES』 THE SQUARE  

だんだん、感想も簡素化してきました(^^ゞ
CDもレビューしたい枚数は増えるのにコメント考えるのに時間が掛かりすぎるので、サックリ紹介だけにしようと思います。
2009.10.30 Friday 07:25 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マンガ『リベロ革命!! 全7巻 』  田中 モトユキ 小学館文庫

[ マンガ ]
 幹本要、バレーボール命、身長159cm。高校バレー界ナンバー1の藤原学園打倒を目指し青海高校に入学するも、そこは超弱小校で…革命は起きるか!?

サンデーで連載されていたものを文庫化。
バレーマンガって、試合のシーンよりも、そこまでの頑張りだったり恋愛が入ってきて、なかなかバレー自体の白熱したシーンが描かれてるマンガが少ないなか、結構魅せてくれるストーリー。
最初だけちょっとヤンチャな主人公だけれども、高校に入ってからは、かなりの大人。
アタッカーからリベロへの変更に戸惑いはないのか・・・など、リベロならではのストーリーとなっていて面白い。
また、一時的にママさんバレーの監督を巻かされたり、女子バレチームとのあたりなど、話のブレがなくて面白かった。
とはいえ終りはあっけないものだった。
文庫のほうでは7巻で終了。話としては急に終わった感があって残念。
でも一気に読める、最近の当り本になった。
2009.10.27 Tuesday 21:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『きみはポラリス』 三浦しをん 新潮社

三浦 しをん
新潮社
¥ 1,680
(2007-05)

 これって恋or愛?いえ、これこそ恋愛そのもの。世間の注目も原稿の注文も「恋愛」のことばかり。なら、とことん書いてみようじゃないの!ということで生まれたただならぬ「恋愛短篇集」。初恋、禁忌、純愛、結婚、信仰、偏愛、同性愛…本気で恋し、だれかを愛したいなら読むしかない!われらの時代の聖典。

11編の短編集。
ちょっとBL的なものもあり…の不思議な作品の集まりですが、それがシュールさも出してます。
色んな形の恋愛かな。
恋愛モノとして面白さは意見の分かれるところですが・・・。
書かれた時期が2002年〜2007年と幅があり、作品の書き方もちょっと変化してるのが面白い。
私としては、後半の作品の方が好きかな。

7点
2009.10.24 Saturday 21:51 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『植物図鑑』 有川 浩  角川書店

有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
(2009-07-01)

 ある日、道ばたに落ちていた彼。「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか?咬みません。躾のできたよい子です」「―あらやだ。けっこういい男」楽しくて美味しい道草が、やがて二人の恋になる―。書き下ろし番外編に加え、イツキ特製“道草料理レシピ”も掲載。

なにやらイマドキの若い子向けな話でしたが、野草を積みに〜というのは面白いです。
野草の見分け方や積み時、料理の仕方など料理雑誌なみに細かく書かれてるのは珍しいですよね。この手の恋愛モノが苦手な私でも楽しんで読めました。
・・・が、もっとこの二人の物語が面白かったらなぁ…。


7点
2009.10.21 Wednesday 02:34 | comments(2) | trackbacks(1) | 

『文学賞メッタ斬り!〈2008年版〉たいへんよくできました編 』  大森 望  豊崎 由美  PARCO出版

 やっと的中した受賞予想、芥川賞・直木賞授賞式レポート、新たに誕生「メッタ斬り!」新人賞など、今回も斬り込みます! 芥川賞作家・長嶋有、直木賞作家・石田衣良と本音で語り合う「文学賞の真実」も収録。

このシリーズも4冊目なんですね。
ご贔屓の作家さんが候補に上がらないので、興味薄の芥川賞と直木賞(すいません…)
とはいえ、138回でやっと北村薫さんが受賞され、ホッと胸をなで下ろした人も多いはず?

今回の対談は長嶋有さんと石田衣良さんで「受賞作家の逆襲」。
全く違う雰囲気を持つ二人。それぞれユニークで非凡・・・。インタビューだと多少サービスでも色々言ってくれるので面白いですね。
あとは毎回恒例の文学賞メッタ斬り。
・・・今年は後半当たってたので、コメントも少なめ(笑)しかし受賞式に潜入レポあり。
それから
「もはや定番、選評、選考委員メッタ斬り」・・・。
かなり大森・豊崎両人の偏りを感じますが、もう定番なので。
しかしエスカレートしすぎてる気もしますね。。

それにしても、出てくる本およそ200冊は、ほぼ読んでないので(爆)
これから手に取るかどうかの参考にはなりました。
ていうか、たくさん読んでいて内容覚えてるって凄いなぁ。

名前の出た作家さんやそのファンの方達は複雑でしょうが、新鮮味はないけど面白く読ませてもらいました。
2009.10.14 Wednesday 12:13 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『超魔球スッポぬけ!』 朱川 湊人  幻冬舎

直木賞作家・朱川湊人の妄想力全開の初エッセイ!

スポーツの秋;スピーチは苦手です;ホントにあった怖い話;テレビに出ましたよ;ペンネームの秘密;セカセカの頃;年末にアレコレ思う;デビューするまでの話;カンヅメになってきました;試験に出る「花まんま」〔ほか〕
 

幻冬舎のWEBマガジンで、連載されてたのをエッセイとして本科されたものです。
『花まんま』は辛うじて読んでいたものの、ホラー系?は苦手な私には手に取りにくい作家さんの1人ですが、名前は知っているので、このイメージとかけ離れた表紙とタイトル、そしてエッセイということで読んでみたのですが…

かなり作品とギャップのある方・・・むしろ私的にはこちらの方が面白くて良いんですけど。。
壊れ感がいいですね。
自身の子どものころから今までの生い立ちを軽いノリで紹介してたり、仕事っぷり、直木賞を受賞した時のエピソードなど・・・
笑わせていただきました。
面白い方なんですね。。
特撮好きとか熱く語ってるのを読むと、『花まんま』のノスタルジックな雰囲気が何となく分かる気がします。

またエッセイの方を読みたいな・・・
なんていうのは間違ってますよね(苦笑)
でも面白かったです・・・(あの世界観が好きな人はオススメできないかな〜)
2009.10.12 Monday 00:09 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『菊葉荘の幽霊たち』 角田光代 角川書店

角田 光代
角川春樹事務所
¥ 1,785
(2000-03)


友人・吉元の家探しを手伝いはじめた“わたし”。吉元が「これぞ理想」とする木造アパートはあいにく満室。住人を一人追い出そうと考えた二人だが、六人の住人たちは、知れば知るほどとらえどころのない不思議な人間たちばかり。彼らの動向を探るうち、やがて“わたし”も吉元も、影のようにうろつきはじめている自分に気づき…。奇怪な人間模様を通じて、人々の「居場所」はどこにあるかを描く長篇。

同居する彼が住みたいというアパートに住めるようになるため、彼女はその住人を追い出そうとするのだが・・・。
温度のない会話、無関心な人達の世界に漂ってる感じが、何とも・・・・。
とはいえ、キャラクターに拘り聞き続ける女の子が不気味だ。
最初にこのアパートに住みたいといっていた彼こそ幽霊かも。

6点
2009.10.11 Sunday 23:56 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『ADVENTURES』 THE SQUARE  (1984.4.1)

ADVENTURES
ADVENTURES

グループ結成以来、国内ジャズ・フュージョン界の最高峰に君臨し続けるTHE(T-)SQUARE。84年に発表された8thアルバム『ADVENTURES』をSACD化。当時サントリーホワイトのCMタイアップがきっかけで大ヒットした名曲『ALL ABOUT YOU』、『TRAVELERS』を含む名盤。伊東たけしがビジュアルキャラクターとしてテレビCMに出演し、THE SQUAREの人気を決定的なものにした。

1. ADVENTURES(Prologue)
2. ALL ABOUT YOU
3. NIGHT DREAMER
4. SISTER MARIAN
5. RODAN
6. JUBILEE
7. CAPE LIGHT
8. TRAVELERS
9. ADVENTURES(Epilogue)
 (1984.4.1)  試聴♪

MEMBERS:
安藤まさひろ、伊東たけし、和泉宏隆、田中豊雪、長谷部 徹

SUPPORT:
仙波清彦、Kanesaki group、中西アンサンブル
続きを読む >>
2009.10.01 Thursday 16:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 
 | 1 / 1 PAGES |