『訪問者ぶたぶた』 矢崎 存美
『使命と魂のリミット』 東野 圭吾
以上です〜。
みかんのReading Diary♪…本など諸々の感想、あと気になるものをUP。。
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『訪問者ぶたぶた』 矢崎 存美 光文社文庫
[ >>>矢崎存美 ]
訪問者ぶたぶた (光文社文庫) ホストのコウは焦っていた。ナンバーワンは引き抜かれ、オーナーは病に倒れ…。そんなとき耳にした“伝説のホスト”の噂。不滅の売上記録を持つ謎の男とは?(「伝説のホスト」)。もう〆切に間に合わない―。アシスタントたちに逃げられ、独り泣く少女マンガ家の元にスゴ腕の助っ人がやって来た(「ふたりの夜」)。笑いの後にじんとくる、人気シリーズ最新作。 記念すべき10作目の作品で、短編集となってます。 また今回はいろんな職業のぶたぶたと会えるわけですが、なんとホストも…?うっかりロン毛のぶたぶたを思い浮かべてしまいましたが…。何でもこなせてしまうから不思議です。 「ふたりの夜」「冬の庭園」など、気配りが素晴らしいぶたぶた…。 必ずホッコリ出来る一冊。 年に一度のお楽しみぶたぶたシリーズです。 >9点
『使命と魂のリミット』 東野 圭吾 新潮社
[ >>>東野圭吾 ]
使命と魂のリミット 心臓外科医を目指す夕紀は、誰にも言えないある目的を胸に秘めていた。その目的を果たすべき日に、手術室を前代未聞の危機が襲う。あの日、手術室で何があったのか? 今日、何が起きるのか? 心の限界に挑む医学サスペンス。 若くして父を亡くした研修生の夕紀、その父の元同僚七尾、そしてもう1人の男性からの視点で描く物語なのですが、タイトル通り使命という言葉が何度も出てきます。 その一つに 「人間というのは、その人にしか果たせない使命というものを持っている」 という夕紀に向けて言った父親の言葉。 夕紀の使命とは…とともに、登場人物たちの使命というのは…?。 物語としては綺麗にまとまり終わってしまうので物足りなさは感じますが、医療サスペンスなのに読みやすく上手いです。 ストーリーから、「使命」という言葉を読み手に投げかけたのに上手さを感じました。 >8点
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