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■未完成日記2009■1月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>4
『火村英生に捧げる犯罪』 有栖川 有栖
『ワーキング・ホリデー』 坂木 司 
『れんげ野原のまんなかで』 森谷 明子 
『とっても不幸な幸運』畠中 恵

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>4
『イマジネーション 今、もっとも必要なもの』赤川 次郎
『本は楽しい―僕の自伝的読書ノート』赤川 次郎
『ぼくのミステリ作法』赤川 次郎
『やつがれとチビ―絵本漫画』くるねこ大和

<<ビデオ・DVD>>16
『しゃべれども しゃべれども』
『7月24日通りのクリスマス』
『真夜中のマーチ』
『幸せのちから』
『夕凪の街 桜の国』
『アヒルと鴨のコインロッカー』
『長い長い殺人』
『カンナさん大成功です!』
『クローズド・ノート』
『全然大丈夫』  
『陰日向に咲く』
『Sweet Rain 死神の精度』
『サウスバウンド』
『いつか読書する日』
『憑神(つきがみ)』
『ザ・マジックアワー』

<<音楽>>5
みゅーじん 〜神保彰〜
『ACTIVE』 CASIOPEA 
『Platinum』  Casiopea 
『ANSWERS』  CASIOPEA 
『BLUE IN RED』 T-SQUARE

今月は毎日UPは出来たけど、殆どが原作を読んだことがあるDVD鑑賞となってました。

来月からまたノンビリ更新になると思う…。
2009.01.31 Saturday 00:16 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『火村英生に捧げる犯罪』 有栖川 有栖  文藝春秋

火村英生に捧げる犯罪
火村英生に捧げる犯罪

「とっておきの探偵に、きわめつけの謎を」。作家・有栖川有栖への不審な電話と、大阪府警に届いた、臨床犯罪学者・火村英生宛の挑戦状。名コンビが活躍する全8編を収録。

火村シリーズ10冊目で8篇の短編集になってます。

「長い影」これは中編。廃墟となった工場跡で起こった事件の裏にあるもの。犯人自体は何となくすぐ判るのですが、判った後で改めて思う事件の始まりの情景。ナルホド…と思わせてくれます。
「鸚鵡返し」これは珍しく火村がアリスに話しかける〜という火村自身の言葉だけで書かれてます。普段言葉少ないだけに珍しいですね。
「あるいは四風荘殺人事件」これはミステリーを非難していた既に無くなった大御所作家さんの未完成作品がミステリーの元となってます。これはミステリー作家への挑戦状のようにも取れて面白いです。
「火村英生に捧げる犯罪」表題にもなった作品。火村への挑戦状のような犯行声明を大阪府警に送りつけてくる犯人。そしてアリスの元には怪しげな電話がはいるというまた新しい導入。
「殺風景な部屋」これはかなりショート。しかしよく聞けば(読めば)すぐ判るんですけどね…。

バラエティにとんだ短編集となってますがどれも面白いですし、10冊目なのに新鮮で周りの常連登場人物の背景もそれぞれ少しずつ明かされてたりもします。
短編ながら新しい一面が見れたので、ますます次回作が気になります。

9点
2009.01.30 Friday 00:05 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『イマジネーション 今、もっとも必要なもの』  赤川 次郎   光文社

イマジネーション 今、もっとも必要なもの
イマジネーション 今、もっとも必要なもの

人間というものは想像力を失ったらどんなにひどいこともできる。コンプレックスの塊だった著者が、ベストセラー作家になった生きる姿勢。大学等で行われた講義、講演をひとつに再構成し加筆。

2004年に出版された2冊目の自叙伝的本です。
前回紹介した『本は楽しい―僕の自伝的読書ノート』と同じように講演で話されたことを書き起こしてる部分も多く、その前回と重なってるものもありますが、よりこちらの方がメッセージ性は強くなってます。
特に「想像力―イマジネーション」「次の世代のために」「語りつづける」の章では学生さんたちに聞かせているというのもあって、分かりやすく簡潔に教えてくれ問いかけています。
エッセイではないけれど、赤川さんの人柄もよく出ていて面白いです。

〜と大学の客員教授もしながらの執筆活動。
2008年、オリジナルの著作が500冊に到達したそうです。
…凄いですね(^^ゞ
2009.01.29 Thursday 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『しゃべれども しゃべれども』

しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD]
しゃべれども しゃべれども 特別版 (初回限定生産2枚組) [DVD] (2007/日本)

思うように腕が上がらず、壁にぶち当たって悩む二つ目の落語家・今昔亭三つ葉。そんな彼の教室に、無愛想で口下手な美女・十河五月、大阪から引っ越してきたものの、勝ち気なためにクラスに馴染めない小学生・村林優、毒舌でいかつい面相の元野球選手・湯河原太一が通い始める。(シネマトゥデイ)
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2009.01.28 Wednesday 00:03 | - | trackbacks(12) | 

DVD『7月24日通りのクリスマス』

7月24日通りのクリスマス ~リスボンからのプレゼント~ [DVD]
7月24日通りのクリスマス ~リスボンからのプレゼント~ [DVD] (2006/日本)

長崎の市役所に勤めるサユリは、出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”を付けて妄想する退屈な日常を送っていた。そんなある日、ランキングトップ独走中のあこがれの先輩である聡史に再会したことで、クリスマスを前にサユリは本物の恋を手にいれようと決心する。(シネマトゥデイ)
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2009.01.27 Tuesday 00:31 | comments(0) | trackbacks(9) | 

みゅーじん 〜神保彰〜

2009年1月25日(日)
夜10時54分〜夜11時24分

1980年、伝説のフュージョンバンド「カシオペア」のドラマーとしてデビューして以来、常に音楽シーンのトップを走り続ける神保彰。世界の数々のドラム誌で特集が組まれるなど、その活躍は日本国内に留まらない。ニューズウィーク誌「世界が尊敬する日本人100人」にも選ばれた神保のことをファンは「神」と評する。そんなカリスマドラマー神保彰が、この先目指すものとは…?

カシオペア脱退後、ソロ活動のほか「熱帯JAZZ楽団」や「PYRAMID」などで活躍の神保さん。最近はワンマンライブが多いとのこと。
今回最初は、同じステージ上にお客さんがドラムの周りにいるという、変わった舞台でのライブとなっていた。あくまでもドラム周りは明るく、手元足元までしっかり見せるというサービスは、ファンの方達やドラマー達のいい刺激となってるようでした。
そこでは「ミッション・イン・ポッシブル」のほかに「パイレーツ・オブ・カリビアン」の曲などメロディのある曲も演奏。どうしてそのような生演奏が出来るのか…。それは神保さんの狂い無きドラムテクニックがあってこそ〜という、前回からの謎がやっと解けました。(謎の答えは続きを読むから)
また熱帯JAZZ楽団での演奏など、短い時間の中に神保さんの演奏が沢山入っていて、30分番組なのに、神保さんの人柄も見える番組となってました。

再放送は
BSジャパン 水曜 深夜0時〜0時30分
http://www.tv-tokyo.co.jp/m-jin
で確認してください。
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2009.01.26 Monday 00:19 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『真夜中のマーチ』

真夜中のマーチ [DVD]
真夜中のマーチ [DVD] (2007/日本)

お見合いパーティーなどを主催するイベント会社社長のヨコケンは、会場で一流商社に務めるミタゾウと出会う。2人は美術商の黒川から大金を奪い取ろうと計画するが、黒川の娘・クロチェに見つかってしまう。その後、クロチェと再会した2人は、黒川から10億円を奪う企てに乗らないかと誘われ……。(シネマトゥデイ)
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2009.01.25 Sunday 00:05 | comments(0) | trackbacks(1) | 

CD『ACTIVE』 CASIOPEA 

ACTIVE CASIOPEA  
ACTIVE

メンバー・チェンジ後,サウンドも少なからず変化してきたカシオペア。新作では曲ごとのストーリー性や映像的表現(隠し味を含めて)が一回り大きく膨らんだように思える。音の遊びもどこかオトナっぽい。大人のフュージョンと呼びたい仕上がりです。

1. NEW HISTORY
2. MESSENGERS
3. CAMEL ROAD
4. ECCENTRIC GAMES
5. TIME STREAM
6. MOMENTO MEMORIAL
7. TOMOSHIBI
8. POINT X
9. DOOR OF TRUTH
10. THROUGH THE HIGHWAY
11. BACK TO THE NATURE
  (1992/5/25)   試聴♪

野呂一生(Gt)、向谷実(Key)、鳴瀬喜博(Ba)、日山正明(Dr)

GUEST:ALEX PERTOUT
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2009.01.24 Saturday 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『Platinum』  Casiopea 

Platinum
プラチナム

デビュー作のつもりで……1曲目から軽目のダンス・ビート。このビート感は最後のS&Gの名曲まで続く。マンネリ打破を意図してレコード会社を変え,{オーラ}レーベルまで作った意欲作。楠木有勇行にジャパンら多彩なゲストのNY録音。踊れる新作。

1. Access
2. AKASHA
3. Magnetic Vibration
4. MESPERE
5. DO―LOO―DOO?
6. Get Back to the Good Thing
7. Princess Moon
8. Sunset Rhapsody
9. Believe in Yourself
10. 賛歌“SUNCA”
11. Bridge over Troubled Water
   (1987/9/1)

野呂一生(Gt)、向谷実(Key)、櫻井哲夫(Ba)、神保彰(Dr)
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2009.01.23 Friday 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ワーキング・ホリデー』 坂木 司  文藝春秋

ワーキング・ホリデー
ワーキング・ホリデー

「初めまして、お父さん」 親子の夏が始まった。息子と過ごすために、ホストから「ハチさん便」ドライバーへ。正義感の強い元ヤンキー父と、おばちゃん臭い少年のハートフルな物語。

ホストから宅配便へ転身した元ヤンキーの大和…これまたあの宅急便を連想させるネーミングと、押しかけ女房のような息子。
今どきに夜露死苦って…自在に料理がこなせる息子って…と、ちょっとふざけた設定のユニークな父子ですが、息子が友達に誘われて走る車の間を抜ける度胸試しのようなシーンとかは、親らしい姿が見えました。

とはいえ周りはいい人ばかりで、かえって主人公にイライラしてしまう。
自分に息子が居るって、ずっと知らなかったのに父親ぶって…なんて思っちゃうのは母親目線になってしまうからかも。

サクサクと読めるけど、私はあんまりスッキリ出来ませんでした。

7点
2009.01.22 Thursday 00:01 | comments(0) | trackbacks(2) | 
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