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■未完成日記2008■2月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>3
『みぃつけた』畠中 恵  
『消える総生島<名探偵夢水清志郎事件ノート>』はやみね かおる
『ぶたぶたと秘密のアップルパイ』矢崎 存美  

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>6
『ウエザ・リポート』宇江佐 真理   
『ありがとう、さようなら』瀬尾まいこ
『猫と暮らせば』南里 秀子
『くるねこ』くるねこ大和
『東京日記2 ほかに踊りを知らない。』川上 弘美
『目覚めよと彼の呼ぶ声がする』石田 衣良

<<ビデオ・DVD>>1
DVD『TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA』

<<音楽>>2
『MINT JAMS』カシオペア
『Wake Up Everybody』ICE


エッセイが多い月になってしまった。
単に図書館からエッセイばかり届いただけなのですが…。
石田衣良さん川上弘美さん宇江佐真理さん…はどの方もよく読んでいる作家さん。
最近ご無沙汰ですが。
エッセイを読むと自分がその作家さんの作品が好きなのか分かる気がします。
2008.02.29 Friday 09:43 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ウエザ・リポート』  宇江佐 真理   PHP研究所

ウエザ・リポート
ウエザ・リポート

女の気分も天気も、どちらもころころよく変わる。台所の片隅を書斎として執筆をする毎日。やわらかくも鋭い視線で切り取った日々の徒然を、10年にわたり書き綴った、人気時代小説家待望の初エッセイ集。

私の大好きな作家さんの1人、宇江佐さんのエッセイ集。
1997年から2007年の10年でアチコチに書いたものを集めたもので、7章あります。
宇江佐、という名は珍しいなと思ってたら、天気予報のウェザーリポートから取ったそう。もともとこの名で本を出したかったから〜という話は初めて。
私として、小説意外の文章を今まで読んでこなかったせいか、語り口にビックリ。江戸っ子並みのチャキチャキとした感じは、宇江佐さんの小説に出てくる元気な女性にソックリです。
かといって、作家さんらしい〜というより、普通の主婦。という部分は今も持ち続けてるようで、TVで見た話や、旦那様との旅行・息子さんたちの話など、気さくに読める話題もあり、また、作品のちょっとした裏話も披露されていて、とても面白い一冊となってます。
まるっきり創作物だけではなく、実話を時代物風に置き換えた作品もあるそうです。また『雷桜』の雷桜は創作だったのですが、実際そういう桜があるそうです。

宇江佐さんの作品がなぜこんなに惹かれるのか。
その一つの中に、貧しいながらも分相応に生きてる登場人物に惹かれるのでは。それは江戸時代も今も変わらない事。それがとても身近に感じられるからだと思います。


きっと未読の方でも、この人がどんな話を書いてるか気になると思います。
2008.02.26 Tuesday 00:28 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA』

TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA
TOSHIKI KADOMATSU Performance 2006 “Player’s Prayer” SPECIAL 2006.12.16 NAKANO SUNPLAZA

デビュー25周年の集大成ともいえるアルバム「Player」発売後に行われた全国ツアー“Player’s Prayer”から2006年12月16日、ツアーファイナルとなった中野サンプラザでのライヴパフォーマンスを収録。世界最高峰のドラマー、スティーヴ・ガッドをゲストに迎え展開された究極のステージを完全収録!

あの噂のライブがDVDに〜ということで届きました(^^)/
むう〜銀色のパッケージがまぶしいゾ!

200802201952000.jpg
(正面からだとバッチリ自分が映りこんでしまう…)
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2008.02.23 Saturday 11:18 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ありがとう、さようなら』  瀬尾まいこ  メディアファクトリー

ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチ ブックス)
ありがとう、さようなら (ダ・ヴィンチ ブックス)

せんせいの毎日はありがとうに満ちている、そして訪れる、さようなら。
小説みたいな瀬尾まいこの毎日。
小説家・瀬尾まいこがデビュー直後から3年半にわたって書き綴ったエッセイ集。


本の中でも書かれていたけど、学級通信を読んでいるような、けれど堅苦しくなく、先生という立場より、同級生?か上級生が担当学級の子達を見ているような、そんなエッセイ。
学校の中では必ずあるサヨナラの場面。そこには共に過ごし悩んだ生徒達との思い出がよみがえります。生徒達に思い出が残るように先生にも残るんですよね。
当たり前ですが、常に新しい経験を積み人との出会いとふれあいをされている。だからこそ、あの生き生きとした小説が出来上がるんだと改めて思いました。
ここ最近新作が出ないと思ってたら、3年生を持っていた時期があったのですね。
教員となってからは、更に忙しくなったと思いますが、瀬尾さんの中に生まれた新たな子ども達を小説の場に出して欲しいなと思います。

中学生の子を持つものとしても興味深く読ませてもらいました(^^)
2008.02.15 Friday 15:27 | comments(0) | trackbacks(1) | 

CD『MINT JAMS』  カシオペア

MINT JAMS
MINT JAMS
MINT JAMS

1 Take Me
2 Asayake
3 Midnight Rendezvous
4 Time Limit
5 Domino Line
6 Tears of the Star
7 Swear
(1982/5/21 再2002/2/14) 試聴♪

82年2月、東京・築地の中央会館でのコンサートを収録したライヴ録音。通算7枚目となる本作はヒット・オン・パレード。まさに飛ぶ鳥の勢いだったカシオペアの空気を見事に映し出している。ライヴならではの臨場感もさることながら、完成度の高さに驚く。

これは当時からずっと聴いていたアルバム。ライブアルバムながら完成度が高くて痺れましたね。選曲も良くまさにノレる曲ばかり。
「Asayake」もですが、私は「Domino Line」が好き。間奏でのベースソロとドラムソロがイイですよね。
今だに車でよく聴く一枚です。。
もっと収録曲が多ければなあ〜なんて思ってましたが…
今もそう思います(^^ゞ

野呂一生(G) 向谷実(Key) 櫻井哲夫(B) 神保彰(Ds)
2008.02.12 Tuesday 11:35 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『猫と暮らせば』  南里 秀子  駒草出版

猫と暮らせば
猫と暮らせば
 
あなたの愛猫、実はこんなことを考えていたのです。お世話した猫4万匹! 猫専門の留守番サービスを日本で初めて立ちあげた、元祖キャットシッターが綴る猫とハッピーに暮らす88のヒント。目からウロコ情報満載!

「キャットシッター」として活動されている南里さんの本です。
エッセイというより、このとき猫はどう考えてるか、猫目線で書かれた、面白い本です。
また猫から南里さんへ「夜中に突然ダッシュしてしまうんです、ボクっておかしいでしょうか?」なんていう質問もあったりして、この辺は面白く読めるのですが、
「ボク、外で出てしまったら迷って帰れなくなりました」なんていうのも。
あたりまえですが、もし災害にあってしまったときのための準備など、ただ可愛いだけではない責任を持つことなど、何気に忘れがちな事も書かれてます。
昔から飼ってる人は、最近の犬猫の飼い方の変化を知らなかったりすることもあります(私もそうでした)
知ってるようで知らない事、当たり前のことが書いてあるって思う人もいるかもしれませんが、猫目線で書かれてるのは珍しいと思います。
2008.02.11 Monday 15:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『みぃつけた』  畠中 恵  新潮社

みぃつけた
みぃつけた

ひとりぼっちで寂しく寝込む幼い一太郎が見つけた「お友だち」は、古いお家に住み着いている小さな小さな小鬼たち。ちゃんと仲良くなれるかな? 「しゃばけ」シリーズから飛び出した、ビジュアル・ストーリーブック。

「しゃばけ」シリーズは未読なのですが、イラストが可愛かったので手に取ってみました。
「しゃばけ」シリーズ自体が時代モノなのですが、おとぎ話のような可愛らしさがイラストと合っていていいですね。一太郎の話し方も可愛らしく、出てくる小鬼たちも表情豊か。
『しゃばけ』は積読の山にあるので近い内に手に取ってみたいと思います。
2008.02.10 Sunday 14:51 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『消える総生島<名探偵夢水清志郎事件ノート>』  はやみね かおる   講談社文庫

消える総生島<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)
消える総生島<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)

万能財団が総力を挙げた映画ロケに招待された亜衣たち三姉妹。呪われた事件は必ず起きると脅かして、名探偵清志郎も総生島行きのクルーザーに乗り込む。撮影は快調。だが鬼伝説の孤島に取り残された一同に忍びよる無気味な事件。人も山も館も島までもが消えた!本格ミステリ色が一段と濃い「夢水」第3章。

シリーズ第三弾、今回はミステリーの基本、雪・館・島が出てくるという、まさに何かが起こる条件を揃えたシチュエーションに、なにも起こらないわけが無い。
ジュブナイル作品だけに殺人事件は起こりませんが、島の伝説に沿った事件が巻き起こります。
子供向け…のような話ですが、充分に大人にも楽しめる、そしてミステリー好きでその手の本を読んでる人ならば、色々くすぐられるような小ネタがちりばめられています。
私など、あの有名な建築士の名が出ただけでも大うけ…笑
物語を追うだけでなく、小ネタでもう一回読めるって感じかな。
話としては、かなり大胆な大技が出てきますが島田荘司さんの作品を読んでるとコレもアリかな??なんて思います。
サクッと読めるけど、結構本格ミステリーとして楽しめました。

8点
…夢水さん…カナリじれったい人です(苦笑)
2008.02.09 Saturday 00:32 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『くるねこ』  くるねこ大和  エンターブレイン

[ マンガ ]
くるねこ
くるねこ

引き取り手のない猫がいっぴき、またいっぴき…。
いつのまに自宅にはすでに4匹の猫が!
しかし、それだけでは懲りず、
ついつい可哀想だとまたしても捨て猫を拾ってしまうサガ。
猫ちゃんたちの日常に加え、
拾った猫のおいたちや里親さがしの一部始終がマンガに。
現在も、3匹の子猫たち子育て奮闘中!


こちらも毎度見させていただいている猫ブログ 『くるねこ大和』さんの本です。
人気ブログランキングイラスト部門1位!とあって面白いのですが、このブログはマンガなんですよね。
可愛いくて個性溢れる猫たちですが、この猫達の生い立ちから現在までが書かれています。
うーん、普段可愛い!面白いって単純に読んでただけに、くるねこさんに拾われた猫達の経緯を読むと涙が止まりません。
猫達を助けたくるねこさん自身も商業イラストレーターとして独立して大変なのですが、それでも猫達に助けられている様子を見ると、ペットではなく家族なんですよね。
また子猫を拾い里親さんに渡すまでの様子はこちらもハンカチ無くしては見られません。
とはいえ、イラストといい間といいとても面白く200ページ以上もあって読み応えがあります。
猫好きマンガ好きの方…手に取る機会があれば是非…。
(私は書店では見つけられずamazonに発注したら、増刷中で今日までお預けでした・・・・)
2008.02.08 Friday 20:26 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ぶたぶたと秘密のアップルパイ』  矢崎 存美  光文社文庫

ぶたぶたと秘密のアップルパイ (光文社文庫 や 24-5)
ぶたぶたと秘密のアップルパイ

イラストレーター森泉風子は、不思議な会員制喫茶店への特別招待券を手に入れた。そこでは、誰にも話せない秘密をひとつ、店員に話さなくてはいけないというのだ。その店員というのが……見た目は可愛いぶたのぬいぐるみだが、中身は心優しき中年男・山崎ぶたぶただった。
客たちはみな、ここで心の荷物を下ろし、新しい人生へと踏み出す勇気をもらってゆく――。


ぶたぶたシリーズです。
今回のぶたぶたさんは会員制の喫茶店に勤め、コーヒーや手作りデザートも出してくれるんですよね〜。その何気ない仕草がとても手馴れていて、驚くのもあるけど見とれてしまうぐらい見入ってしまいます。
今回は、ある喫茶店に来るお客さん数人の目線で語られてます。
それぞれ人には打ち明けられない悩みを持った人達が、その喫茶店に行ったことで、またぶたぶたさんと会話していくうちに、悩みを少しずつ解消していける…ぶたぶたさんは特別なことは言ってくれませんが、そのもてなしに心が開放されていくんですね。
いるだけで癒し!なんですが、秘密のアップルパイもおいしそう。
美味しいものを食べるだけでも幸せ〜=ぶたぶたさんと話してるだけで和む〜
は、同じようなものなんでしょうか。

また新たなぶたぶたさんに会えて良かった。
そしてまた謎が増えたような…??

8点
2008.02.06 Wednesday 17:21 | comments(0) | trackbacks(1) | 
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