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■未完成日記2007■10月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>1
『家日和』  奥田 英朗

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>1
『団地のミーちゃんへ―あなたの子供の内申書』 永藤 凱緒  

<<ビデオ・DVD>>4
『フラガール』
『暗いところで待ち合わせ』
『虹の女神 Rainbow Song』
『三年身籠る』

<<音楽>>5
『Make My Time』 JIMSAKU
『夜をこえて』 角松敏生
『空はまるで』  Monkey Majik
『FULL COLORS』  CASIOPEA
『HUMAN』 T-SQUARE

…またダメ月でした…(>_<)
何冊か挫折したのもあります。特に図書館本。
まずは積読本からチャレンジしてみます。

ドラマ『ガリレオ』今のところ、3話まではちゃんと見てます。
原作と違うところもあるけど、私としては許容範囲内です。
福山さんハンサムさんですし〜(笑)
『容疑者Xの献身』の映画化は微妙ですがキャスト次第でしょうか。

2007.10.31 Wednesday 01:10 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『家日和』  奥田 英朗  集英社

家日和
家日和

ネットオークションにはまる専業主婦。会社が倒産し、主夫となる営業マン。夫と妻。ちょっとずれていて、でも愛情がないわけでなく…。ずっと外にいた夫の王国か。ずっと家にいた妻の城か。ビター&スウィートな「在宅」小説。

6編の短編集。在宅小説って何?と思ったら、主人公が日常の生活(家)で起こる事を描いた小説。短編ながらどれも面白い。

「ここが青山」
会社が倒産し、主夫になることにした主人公。代わりに妻が働きに出始めたが…。
暗い話と思ったらそうではない。むしろエンジョイしている。家庭内ではさほど問題にもならず快適なのだが、周りにはそうには映らない。
男性ならではの、ちょっとした拘り、大雑把な女性より主夫に向いてるんじゃないかな。

「家においでよ」
妻が出ていった後、家の中を趣味のものを一つ一つ吟味しながら揃えていく、それは独身時代に揃えたかったものだったりと、とても居心地のいい空間となっていた。
 寂しくなった家の中で、お気に入りの家具を揃えることで寂しさを紛らわす…どころか妻の心配はしなくていいのか??って思ったけど、妻が出て行った理由もさほど大したものではなかったのかな。一人になって見えてくるものは、妻だけでなく友人達の本心や家庭だったりして。

「夫とカーテン」
カーテン屋をオープンさせるといって、既に会社を辞めてきた夫に呆れるプロのイラストレーターの妻。破天荒な夫にカリカリするのだが、そんな時こそいい作品が出来る。夫への怒りとインスピレーションは比例するのか。ただ困った人・と思っていたのが、自分の作品の出来に左右されてたと知ってから、夫の良いところも見えてくる。けれど、この妻だからこそ夫も自由気ままに出来るのかも。フフッと笑える夫婦です。

「麦と玄米御飯」
どの作家さんもそのような気がするけど、N木賞を獲ると某賞を獲った作家さんが主人公の物語を書かれてるような(気のせい?)。
 某賞を獲り、家庭にもゆとりが持てるようになった妻は、パートを辞め近所に住むロハスにのめり込む夫婦に感化され、我が家にもロハスをガンガン取り入れ始めた。
作家の主人公は少しエスカレートし始める妻に困惑しながらも、そのロハスで被るストレスを小説にしたいと思ってしまう。。
 きっと小説が行き詰ってしまうと、家庭の中でネタを探してしまうのかも。そんな心理がありつつ、暴走しそうな妻に困惑しながら態度では表せなかったりする、このうろたえっぷりが面白い。

 毎度思うけど、女性の描き方やその呟きが、リアリティがあって面白い。
前に『マドンナ』という女性OLが主人公の短編が、実に女性が女性らしくてビックリしたけど、普通の主婦も描けるのにまたビックリ。
 大した事件は起こらない、でもちょっとしたハプニングや、会話のネタになるぐらいの出来事が面白く描かれている。
とても楽しめた。

…奥田さんって結婚してたっけ??

8点
2007.10.24 Wednesday 08:57 | comments(4) | trackbacks(10) | 

DVD『フラガール』

フラガールスタンダード・エディション
フラガールスタンダード・エディション (2006/日本) オススメ♪

時代の波で閉鎖に追い込まれた、とある炭坑の村では、危機的な状況の中、炭坑で働く人々はツルハシを捨て、北国の寒村を“常夏の楽園”に変えようと立ち上がった。村の少女たちは腰みのをつけ、肌もあらわにハワイアンムード満点のフラダンスを踊りはじめるのだが……。 (シネマトゥデイ)
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2007.10.23 Tuesday 09:04 | comments(4) | trackbacks(23) | 

CD『Make My Time』 JIMSAKU

Make My Time

1. Make My Time
2. HORBOR FWY
(1996/11/21)

アルバム『DISPENSATION』からのシングルカットでしょうか。とにかくノリのいい2曲です。
(私の手元にあるシングルは2曲しか入ってないのですが、3曲入りのもあるようです)
どちらも角松さんプロデュースなので、JIMSAKU(櫻井さんと神保さん)の印象は薄れてしまいますが…角松ファンにとっては嬉しいシングルです。
1. Make My Time は伊藤惠子さんがボーカル、伸びやかな歌声が素敵、サックスソロは勝田一樹さん。
2. HORBOR FWY も贅沢なメンバーを使ってのインストとなってます。歌詞がない分じっくりと音が聴けていいかも。
90年代のサウンドって感じの元気な1枚ですが、こういうのも好きなので。

メンバー1:神保彰(Ds) 櫻井哲夫(B)勝田一樹(Sax)山田洋(Co)伊藤惠子(Vo)角松敏生(G.Key.Vo)
メンバー2:神保彰(Ds) 櫻井哲夫(B)沼澤尚(Ds)塩谷哲(P)村田陽一(Tb)春名正治(Sax)小林正弘(Tr)菅坡雅彦(Tr)小池修(sax)山田洋(Co)伊藤惠子(Vo)角松敏生(Key)

DISPENSATION
DISPENSATION
2007.10.22 Monday 11:26 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『暗いところで待ち合わせ』

暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション
暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション (2006/日本) 
オススメ♪

事故で視力を失ったミチルは、父と二人暮らしだったが、その父も病で亡くなり、ひとりぼっちになってしまう。気丈にふるまうミチル。そんな彼女の家に、家の前で起きた殺人事件の容疑者のアキヒロが、しのびこんできた。ミチルが目が不自由だとわかっていて家宅侵入をしたアキヒロは、ミチルに見つからないように気を配りながら、その家にいついてしまう。しかしミチルは人の気配を感じるようになり…。
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2007.10.20 Saturday 08:03 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『団地のミーちゃんへ―あなたの子供の内申書』  永藤 凱緒  新風舎

団地のミーちゃんへ―あなたの子供の内申書
団地のミーちゃんへ―あなたの子供の内申書
永藤 凱緒


ミーちゃんからもらった個性あふれる8匹の子ども達の紹介。そして今、その子ども達に支えられて暮らす“わたし”が、人間とか猫とかいう垣根を越えて、生きているもの同士として心をこめて綴ったミーちゃんへの手紙…。


ミーちゃんとは団地で飼われていましたが、ミーちゃんが生む子猫までは飼えないとの事。しかし生まれてきてしまうので、その子猫たちの里親を探し、また数匹ずつ永藤さんは自分の家猫として飼いはじめているようです。
まず、この母猫を保護し避妊手術をしてリリースした方がいいのでは…とも思ったのですが、事情があるのでしょうか??貰い受けた子猫たちは適正な月齢が来たら去勢避妊手術は受けさせています。
そしてこの本の手紙は最初に引き取った年から10年を3通の手紙で綴っています。
子猫達の履歴書も付けて。
手紙は回数を重ねる事に、重みも増してきます。亡くなってしまった子猫たち。そして病気になった猫に永藤さんの生活の変化など、可愛い…だけでは無い、猫を飼うことで人生観まで変わってしまう…。
それだけ子猫たちは永籐さんに沢山のものをあたえてくれる存在となってました。

この本は、可愛いなぁとか猫の成長記ではなく、ミーちゃんの手紙。永籐さんの感謝の気持ちの手紙となってました。
2007.10.18 Thursday 11:02 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『夜をこえて』 角松敏生

夜をこえて/ハミルトンの夏休み
角松敏生/夜をこえて

1. 夜をこえて
2. ハミルトンの夏休み
  (1992/6/21)

やっと手に入れました(>_<)
1の夜をこえては、この1ヵ月後に発売されたアルバム『あるがままに』にも入ってます。
また2ハミルトンの夏休みはインストです。夏・海が連想される、元気でノリのいい曲です。(なぜハミルトン…なんでしょう?)ほぼ打ち込みなんですが、これも懐かしの角曲のようでカッコイイです。
2007.10.11 Thursday 10:55 | comments(2) | trackbacks(0) | 

DVD『虹の女神 Rainbow Song』

虹の女神 Rainbow Song
虹の女神 Rainbow Song (2006/日本)

映像制作会社に入社したての岸田智也は、ドジな性格が災いして上司の罵声を浴びる毎日を送っていた。そんなある日、智也の大学時代の親友、佐藤あおいが、アメリカで命を落としてしまう。智也はあおいの家族を空港まで送るが、目の不自由な妹のかなが渡米しないと言い出す。 (シネマトゥデイ)
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2007.10.10 Wednesday 22:19 | comments(0) | trackbacks(21) | 

CD『FULL COLORS』  CASIOPEA

FULL COLORS
FULL COLORS
FULL COLORS

1. FIGHT MAN
2. THE SKY
3. PASSIONATE VOLTAGE
4. PURPLE HOURS
5. FINAL CHANCE
6. AKAPPACHI-IZM
7. PRIVATE SUNDAY
8. SEARCH MY HEART
9. STREET OF DREAMS
10. NAVIGATORS
11. ONCE IN A BLUE MOON
12. TOP WIND
(1991/5/25) (2006/7/26) 試聴♪

メンバー: 野呂一生(G)向谷実(Key)鳴瀬喜博(B)日山正明(Ds)

メンバー・チェンジ後の2作目で,スタジオ・レコーディングとしては3年ぶりのアルバム。緻密なアレンジメント&迫力あるプレイは変わらないが,ツボを押さえた渋みも出てきた風情。タイトルにちなんで12色(曲目分)の色紙が付いてます。

ロンドンでレコーディングされたアルバム。
このアルバムには櫻井さんや神保さんがいない…のだけど、なかなか完成度が高いというか、どの曲もいい。私は鳴瀬さんのベースがとても好きなので6. AKAPPACHI-IZM がとても気に入っている。
1. FIGHT MAN は、何度聴いてもいいなあ、カシオペアを知らなくてもこの曲は聴けば判るはず。ライブ映像では何度も演奏してるので、ライブでは定番の曲だったのかな。見に行きたいと思ってたら休業宣言…。
やはり行きたいと思ったときが見るべき時なのかも。。

10. NAVIGATORS 12. TOP WIND を聴いてると元気になれる♪

実は手元にこのCDがない…どこ行ったんだろ…また蔵(押入れ)探ししないと。
2007.10.06 Saturday 23:23 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『三年身籠る』

三年身籠る
三年身籠る (2006/日本)

29才の妊婦・末田冬子は、十月十日を過ぎても一向に産気づく兆しがなく、人類史上例を見ない妊娠18ヶ月目に突入していた。子供が生まれる気配がまったく訪れないなか、夫・徹は『宇宙人の子どもを宿したのではないか』と疑い、妹・緑子の愛人である医師は、冬子をネタに世界初の症例論文を狙う。周囲の好奇心にさらされる一方、なぜかクールな態度を保つ母や祖母が見守るなか、ついには驚異の妊娠27ヶ月に。人里離れた山荘に逃避した冬子のおなかは、やがて風船のように膨らんで…。
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2007.10.05 Friday 08:00 | comments(0) | trackbacks(6) | 
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