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■未完成日記2007■9月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>5
『夜明けの街で』東野 圭吾
『びっくり館の殺人 (ミステリーランド) 』綾辻 行人
『建てて、いい?』中島 たい子 
『笑う招き猫』山本 幸久
『小学五年生』重松 清 


<<エッセイ・ノンフィクション・他>>5
『ピクトさんの本 』 内海 慶一
『作家の手紙 有栖川 有栖ほか
『文学賞メッタ斬り! 2007年版 受賞作はありません編 (2007) 』大森 望, 豊崎 由美
マンガ『チーズスイートホーム 1〜4』こなみ かなた


<<ビデオ・DVD>>2
『オトナノキモチツアー2007』Synchronized DNA LIVE  
『ピクニックの準備』


<<音楽>>4
『熱帯JAZZ楽団 VIII 〜The Covers〜』熱帯JAZZ楽団
『Because you are』吉田朋代
『This Is The Blues Power 』 BLUES POWER
『SOLITUDE』 T-SQUARE and FRIENDS


今月は実は絵本を20〜30冊ほど読んでます。
久しぶりに新しい作家さんの本を発見。
「声に出して読んでみて、10〜20分で終わる面白い本」
…っていうのを探すのが大変、
そう思うと『100万回生きたねこ』などは、内容だけでなく読み聞かせに丁度いい長さなのをつくづく実感します。
あと、TV見仏記・あとDVD数本見てますが、感想が書けなくってそのままです。
またCDも随分増えました。これはマニアック?かな、空いてる日付でUPしておきたいと思ってます。
2007.09.30 Sunday 08:56 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『熱帯JAZZ楽団 VIII 〜The Covers〜』  熱帯JAZZ楽団

熱帯ジャズ楽団VIII~The Covers~
熱帯ジャズ楽団VIII~The Covers~

98〜04年までに吹き込めれたカヴァー作品を集めた熱帯ジャズ楽団のカヴァー集。通産8枚目の作品となる。

1. CELEBRATION
2. I WISH
3. I WANT YOU BACK
4. DON'T STOP 'TIL YOU GET ENOUGH
5. GOT TO BE REAL
6. SEPTEMBER 
7. MISSION IMPOSSIBLE 
8. DEAR MR.JONES 
9. GETAWAY 
10. 007-THE JAMES BOND THEME-
11. LUPIN THE THIRD 
12. BITTER SWEET BOMBA(BITTER SWEET SAMBA)
(2004/6/23)  試聴♪
メンバー:
  Perc/カルロス菅野(9)
  Timb,Comparsa/美座良彦(10)
  Conga/コスマス・カピッツァ(12)
  Dr/神保彰
  Bass,Comparsa/高橋ゲタ夫(4)
  Pf,Org/森村献(10)
  Tp/佐々木史郎(9,12)、鈴木正則、奥村晶(9)、松島啓之(6)
  Tb/中路英明(2)、青木タイセイ
  B.Tb/西田幹
  A.Sax,Fl,Piccolo/近藤和彦(3,8)   A.Sax/藤陵雅裕(6,8)
  T.Sax/野々田万照(1,5)
  B.Sax,Fl/宮本大路(4,7,11)
  Pf/塩谷哲(5,7)
  Timb/大儀見元(5,6,7,9,12)
  Perc/田中倫明(5,6,7,9,12)
  Bass/沢田浩史(6,9)
  T.Sax/小池修(6,9)
  スペシャルゲスト:Vo/スリービックリーズ(3)
  ※カッコ内はソロ曲番

熱帯JAZZ楽団は知ってたけど、こんなに人居たっけ〜??
知ってる人は半数も居ないけれど(>_<)実に贅沢なバンドですね。

またこのアルバムは、みんな一度は聴いたことのある曲ばかり、選曲もいいですね♪
こういう曲がジャズやラテン系の曲として演奏されると格好良くなりますね。

YouTubeには映像が無かった…一度演奏しているところも見てみたい。。



2007.09.27 Thursday 15:55 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『夜明けの街で』  東野 圭吾 角川書店

夜明けの街で
夜明けの街で

不倫するやつなんて馬鹿だと思っていた僕なのに、越えてはならない境界線を越えてしまう。しかも、彼女は15年前に起きた殺人事件の容疑者だった。事件はまもなく時効を迎えようとしていた…。


東野さんだとどうしてもミステリー重視を期待してしまうけれど、この作品は『殺人の門』のような、主人公の独白のような心理描写を描いていた作品だとおもう。
冒頭からあまり魅力的に見えない秋葉に落ちてゆく主人公。不倫を否定してた割にはアッサリと一線を越えてゆく…主人公の男の優柔不断さが全面に伝わってくる。
秋葉を大事に思うと言いながら妻子への体裁も忘れない、クリスマスイブやバレンタインデーに何とか理由をつけて妻からの不信感をとろうとしたり…と、
必 死 す ぎ る !(笑)

秋葉の過去の事件についても、その当時の話は結局当時関わった人達の言葉一つでどうにでもなる展開…事件そのものはこの物語ではあまり重視してなかったのかな。

主人公へのツッコミどころ満載なところが、短編集の『毒笑小説』のロングバージョンのように思えてしまった。
そう考えると面白かったのかも…。

7点

東野さんのインタビューがamazonで紹介されてましたコチラ
2007.09.26 Wednesday 09:02 | comments(26) | trackbacks(2) | 

マンガ『チーズスイートホーム 1〜4』  こなみ かなた  講談社

[ マンガ ]
チーズスイートホーム (1) (モーニングKCDX (1943))
チーズスイートホーム (1)

子猫のチーが可愛いッ!!
母猫と兄弟猫からはぐれてしまったチー。(この時点で泣いてます/笑)
公園で会った母子に拾われるのですが、そこの家はペット不可のアパート。こっそり飼うのですが…。
4巻まで出てますが、まだまだ拾われてから数ヶ月しか経ってません。まだまだ可愛いくてあどけないチーに癒されますが、母猫や黒猫の別れなど寂しい思いもしています。だからこそ新しい家族の優しさにジーンときてしまうのです。

1冊がちょっと高いけど、全編カラーで可愛いから…いいか(^^ゞ
2007.09.24 Monday 09:05 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ピクトさんの本 』 内海 慶一   ビー・エヌ・エヌ新社

ピクトさんの本
ピクトさんの本
内海 慶一


転落したり、はさまれたり。世界中から集められたピクトさんの目撃写真を一挙公開! その勇敢かつ気の毒な働きぶりを10種類に分類して解説する。ウェブサイト『日本ピクトさん学会』掲載に加筆・再構成して書籍化。

1 転倒系
2 頭打ち系
3 落下系
4 かけこみ系
5 つまずき系
6 感電系
7 衝突系
8 はさまれ系
9 労働系
10 黒ピクトさん

この片はピクトさんって名前だったのね、そして世界中に居るらしい。
体を張って危険を教えてくれてるのだけど、中にはクスッと笑える姿もあり。
またゾッとするのもあるけど…。

この本を読んで、身近にいるピクトさんが気になり始めた…。

ピクト
2007.09.20 Thursday 00:09 | comments(6) | trackbacks(2) | 

『びっくり館の殺人 (ミステリーランド) 』  綾辻 行人  講談社

びっくり館の殺人 (ミステリーランド)
びっくり館の殺人 (ミステリーランド)

クリスマスの夜、「びっくり館」に招待された三知也たちは、「リリカの部屋」で発生した奇怪な密室殺人の第一発見者に! あれから10年以上がすぎた今もなお、事件の犯人はつかまっていないというのだが…。

このミステリーランドシリーズは子ども向けに作られたミステリー作品ばかりなのですが、この『びっくり館の殺人』も子ども向けであり、綾辻さんの館シリーズの8作目にあたります。
館シリーズと言えば、建築士の中村青司が建てた館での殺人事件が共通、このびっくり館も中村青司の設計、しかも若い頃の作品ということで、綾辻ファンなら嬉しい1冊かも。
…と、シチュエーションは嬉しいのですが、子どもにオススメ出来るとは言いがたいです。びっくり箱のような引き出しとか出てきますが、びっくりというより怖さや引いてしまうびっくりの仕方になってしまっているし、その後の展開も悪趣味な展開になっていくので、これを子どもに理解させるのは難しいんじゃないかなって思います。
ミステリーというかホラーの要素も強いんですよね。

またラストもある意味衝撃的です。

…久しぶりに綾辻さんの作品を読んだのですが、ちょっと期待が外れてしまって残念です。
個人的には、大人の読み手やファンを意識した作品ではなく、完全に子ども向けにしてもらいたかったです。

6点
2007.09.18 Tuesday 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『建てて、いい?』  中島 たい子 講談社

建てて、いい?
建てて、いい?

30代半ばの独身女性はある日、重大な決意をする。それは、家を建てること―。仕事よりも、恋よりも、結婚よりも、家…それは正しい女の生き方ですか。別れて1ヵ月以上たった彼から突然届いた「宅急便」。はたして中身は…?傑作短編「彼の宅急便」同時収録。

特に仕事に燃えてるわけでもないけれど、彼氏も出来ず、見合いをしてもまとまらず、実家にも帰りにくくなっている今、どうしても落ち着ける場所が欲しかった。
そんな彼女が『家』を持つという一大決心から、金銭的以外の壁にぶち当たりながらも、現地の下見やら設計の打ち合わせなど、家の完成図を想像しながら語っていく様子は、とても新鮮。
30過ぎの独身女性だけど奥様〜と声を掛けられるシーンに、'一戸建ての家は家族が住むものとして考えるのが当たり前で、でもなおさら自分には自分らしい家が必要なんだ…'と、改めて自分の家にこだわりはじめる…そんな主人公に強い決意が感じられた。
設計事務所の人と熱心に構想を練るあたりに恋心が芽生えるのでは〜なんて思ったけど、…いやはやガード固い。そこが彼女らしさかな。
マンションを買った〜という話は数回読んでますが、オリジナルの一軒家を建てちゃった物語は始めてかも?。とっても新鮮で興味深く読めました。

2編の短編集ですが、「彼の宅急便」はカナリ短いです。
こちらも主人公の女性の気持ちの揺れが面白いです。

8点
2007.09.17 Monday 00:56 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『笑う招き猫』  山本 幸久  集英社文庫

笑う招き猫 (集英社文庫)
笑う招き猫 (集英社文庫)

男と並んで愛誓うより、女と並んで笑いを取る、それが二人のしあわせなのだ!駆け出しの漫才コンビ、『アカコとヒトミ』。超貧乏で彼氏なし、初ライブは全く受けずに大失敗。おまけにセクハラ野郎の先輩芸人を殴り倒して大目玉。今はぜんぜんさえないけれど、いつかはきっと大舞台。体に浴びます大爆笑―。夢と笑いとパワーあふれる傑作青春小説。第16回小説すばる新人賞受賞作。

このところ巷ではお笑いブームで、コンビによる漫才師も多くTVに出ている。
この物語の主人公2人も若手でこれからの女漫才コンビ。このデコボココンビの2人がまさにお笑いの頂点を目指そうと頑張るのだが…。
とにかく2人のキャラがとてもハッキリしているし、こんな2人の出会いも面白い。また某○○バトルやライブハウス、チャリのレットバロンで東京の街を疾走したりと、結構リアルに描かれているし、ネタもそこそこ面白い(←活字なんで…)。
また漫才師としての話だけでなくヒトミの決断だったり、アカコの過去だったり、事務所マネージャーやタレントさんの話など、周りの人間模様も描かれていて、この世界にスッポリ入り込んでしまった。

また、文庫本のほうには、このお2人のモデルにされた方(らしき人)が解説を書いてみえたのだが…この人達とお知り合いだったのね。なるほど…、なおさらリアリティがあるはずだ。。

大人の青春物語となっていて、面白かった。まだ始まったばかりの「ヒトミとアカコ」、これからが楽しみなコンビです。
いつか続編出ないかな。

『幸福のロケット』にこの2人が少し出てるのかな。今度読んでみる事にします。

9点
2007.09.15 Saturday 23:54 | comments(4) | trackbacks(3) | 

CD『Because you are』   吉田朋代

[ >>>邦楽 ]
Because you are
Because you are

1 Because you are
2 Because you are 〜Extended "79's" Mix〜
3 Because you are 〜Instrumental〜
 (1998/3/25) 試聴♪

(作詞:山田ひろし/作曲:吉田朋代/編曲:角松敏生/ストリングス・アレンジ:大谷和夫/ホーン・アレンジ:数原晋)
…と、作曲は本人がされてるのですが、アレンジが角松さんなので、完全に角松さんらしいPOPな曲で聴きやすくてノリやすい曲になってます(^^ゞ
〜が、それ以上に歌声が綺麗で格好いいです。伸びやかな歌声が曲に合ってます。

また、〜Extended "79's" Mix〜では、よりベースやホーンが格好良く使われてます。
2007.09.14 Friday 01:10 | comments(2) | trackbacks(0) | 

『作家の手紙』  有栖川 有栖ほか 角川書店

作家の手紙
作家の手紙

巧みな手紙の書き方は、文章のプロに学ぶ!
催促、苦情、お願い事。とかく手紙は、書きにくい。言いにくいことをうまく伝える方法は? 後腐れないような言い回しはないだろうか? 悩んだときは、文章のプロの見本に学ぶ。文字で思いの丈を伝える一冊!


北方謙三 角田光代 中村うさぎ 小池真理子 森絵都 奥田英朗 姫野カオルコ 有栖川有栖 新津きよみ 佐藤正午 枡野浩一 大島真寿美 歌野晶午 酒井順子 又吉栄喜 五條瑛 楡周平 近藤史恵 江上剛 盛田隆二 豊島ミホ 日向蓬 蜂飼耳 菊地秀行 池上永一 逢坂剛 伊藤たかみ 素樹文生 中村航 松久淳 西田俊也 川端裕人 野中柊 星野智幸 小林紀晴 古処誠二

36人の作家が、目的別に書いた手紙なんだけど、実際いる相手に送る手紙のほかに、フィクションの手紙だったりと、結構面白い。 また、それぞれに送る相手のシチュエーションも書いてあるけれど、とても細かい設定となっている。
まぁ手紙は1対1のやりとりだけに、随分踏み込んだ話だったり、こちらの気持ちをやんわり伝えようとしている努力が見えてくる。

それにしても36通りの手紙があるわけだが、クスッと笑えたりシビアだったり、ブラックだったり…。
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2007.09.08 Saturday 00:58 | comments(4) | trackbacks(1) | 
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