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■未完成日記2007■2月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>7
『パパとムスメの7日間』 五十嵐 貴久 オススメ♪ 
『それからはスープのことばかり考えて暮らした』吉田 篤弘 オススメ♪ 
『天使の耳』 東野 圭吾 (再読)
『天国は待ってくれる』 岡田 惠和  
『ハヅキさんのこと』  川上 弘美  
『どれくらいの愛情』  白石 一文 
『空飛ぶタイヤ』 池井戸 潤 オススメ♪

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>2
『猫パンチをうけとめて』  南里 秀子  幻冬舎
『たぶん最後の御挨拶』  東野 圭吾  文藝春秋

<<ビデオ・DVD>>7
『初恋』
『マスク』 オススメ♪
『花よりもなほ』
『宿命』
『博士の愛した数式』
『子ぎつねヘレン』
『陽気なギャングが地球を回す』

<<音楽>>6
『DISPENSATION』  JIMSAKU
『JADE』 JIMSAKU
『Reasons for Thousand lovers』 角松敏生
『ELEVENTH DIMENSION”Key” 』 DIMENSION
『HITS 1 FUSION 』
『View From The City』 Shakatak

記事はほぼ更新出来ていたけど、やはり本の数は増えてなかった…。
今月は『空飛ぶタイヤ』が大当たり。これだけの長編は普段読まないけれど、チャレンジしてよかった…。
東野さんのエッセイを読んで、また東野作品の再読を決意(その前に新刊を…)

映画はまだ数本観ているけれど、感想がUP出来てないので来月に。
『花よりもなほ』は評判以上に良かったと思うけれど、賛否両論があるようだ。
先日TVでOAされていた『隠し剣 鬼の爪』のようなわびさびはないけれど、歴史の狭間にいる浪人が上手く描かれてたように思う。

ついにJIMSAKUの曲を聴けた…これだけでも嬉しい。
来月ぐらいにT氏の5枚組みDVDの情報も出るそうだ…。
ふふふ…価格が気になるけど(ーー;)
2007.02.28 Wednesday 00:01 | comments(2) | trackbacks(0) | 

DVD『初恋』

初恋 スタンダード・エディション
初恋 スタンダード・エディション (2006/日本)

友達も作らず、ひたすら読書をする日々を送る孤独な高校生のみすず(宮崎あおい)は、ある日の放課後、新宿の繁華街へ足を運んでいた。実の兄の亮(宮崎将)をはじめ、個性的な面々が集うジャズ喫茶店Bへ入ったみすずは、生まれて初めて“仲間”という存在に触れ、東大生の岸(小出恵介)に切ない感情を抱き始めるが……。 (シネマトゥデイ)
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2007.02.27 Tuesday 00:01 | - | trackbacks(16) | 

『パパとムスメの7日間』  五十嵐 貴久  朝日新聞社

パパとムスメの7日間
パパとムスメの7日間

イマドキの女子高生・小梅16歳と、冴えないサラリーマンのパパ47歳。ある日突然、「大キライなパパ」と「最愛の娘」の人格が入れ替わってしまったら?ドキドキの青春あり、ハラハラのサラリーマン人生あり。ハートウォーミングな家族愛を描いた笑いと涙のノンストップ・エンターテインメント長編。

事故など強い衝撃で二人の中身が入れ替わってしまう…っていうのは、よくある話…いや、もちろん小説ではってことですが。
だけど、とても面白く読めてしまうのは、このパパがイマイチさえなくて、このムスメがイマドキのムスメという二人だからかも。
また、この二人の「また戻れるんだろうか…」という不安感があんまり感じられないのは、入れ替わってしまっても、それなりに暮らせてたからなのかな。
とにかく今まであった『入れ替わりもの?』に新しいアイテム『携帯』がフル回転で登場、とにかく連絡し合い、お互いのコミュニケーションが急速に取るようになり、話の展開がとても早くなってるのだ。
そしてこの物語にも、最近話題になった同族会社の冴えない役員達が出ていて、今の時代を感じさせる。
流れ的には先読み出来てしまうが、お約束の王道をいく楽しさもあるし、女子高生の閃きが会社を動かすのも面白い。
痛快に読めてしまう楽しい一冊でした。

8点
2007.02.26 Monday 00:01 | comments(10) | trackbacks(9) | 

CD『DISPENSATION』  JIMSAKU

DISPENSATION
DISPENSATION

1.SUPER JINGLE1 CHASE THE CRIMINAL
2.DISPENSATION
3.MAKE MY TIME
4.SUPER JINGLE2 PRIZEWINNING
5.I CAN LIVE WITHOUT YOU
6.渋谷PILON
7.SUPER JINGLE3 EMERGENCY REPORT
8.ISLAND
9.SUPER JINGLE4 BATTLE ROYAL
10.DANCE OF THE LAST NIGHT EVE
11.記憶の街
12.SUPER JINGLE5 AIMING AT GOAL
13.HARBOR FWY
14.DAY BREAK
  (1996/11/21) ……・試聴♪

元カシオペアのドラム&ベースの2人組。今や日本でも指折りのリズム・セクションとして知られるジンサク。CDの帯には「笑っちゃうほど上手な人たち」。これはホントにホント。ゴキゲンなテクニックとグルーヴが満載の角松敏生プロデュース作品だ。

神保彰(dr), 櫻井哲夫(b), 角松敏生(produce, prog), 伊藤啓子(v), etc

JIMSAKU・10枚目のアルバムです。
今回は全面角松さんのプロデュースなのですが、角松さんのインストみたいです。
ちょうど角松さんが凍結したあたりなんでしょうか…『SHE IS A LADY』や『VOCALAND』『AGHARTA』に似たサウンドです。また歌詞のある曲も数曲有り、伊藤啓子さんの歌声が…角松さん好みなのかな『VOCALAND』に似てました。
前回紹介した『JADE』がちょと地味に感じてしまうのはこのアルバムが打ち込みが多いためでしょうか…とても派手というか華やかです。
とはいえ、神保さんの天才的ドラムと櫻井さんのベースソロもかっこよく、とてもオシャレなアルバムです。
こういう華やかな曲も演奏できるのね〜って驚きですが…なんでも出来るんですよね。
私はお気に入りの一枚となりました。

KWSでも紹介されてます♪
2007.02.25 Sunday 00:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 

TV『マスク』

マスク
マスク (1994/アメリカ) オススメ♪

小心者のスタンリーはひょんなことから不思議なマスクを拾う。家に帰り何気なくそのマスクを着けたとたん!猛烈な竜巻と共に彼の中のもうー人の自分《マスク》が現れた。そして彼は《マスク》の力を借りて、ー目惚れしたクラブ歌手、ティナにアタックするのだが……。
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2007.02.24 Saturday 00:04 | comments(2) | trackbacks(0) | 

DVD『花よりもなほ 』

花よりもなほ 通常版
花よりもなほ 通常版 (2006/日本)

仇討ちに藩が賞金を出していた元禄十五年に、田舎侍の宗左衛門(岡田准一)は、父の仇討ちのために江戸に出てくる。しかし、剣の腕がからきし立たない宗左衛門は、貧しいながらも人情味あふれる長屋で暮らす間に、仇討ちをしない人生もあることに気づかされる。宗左衛門は、仇討ちに対して疑問を抱き始めるが…。 (シネマトゥデイ)
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2007.02.23 Friday 00:01 | comments(0) | trackbacks(27) | 

『それからはスープのことばかり考えて暮らした』  吉田 篤弘 暮しの手帖社

それからはスープのことばかり考えて暮らした
それからはスープのことばかり考えて暮らした
  
どんなときでも同じようにおいしかった。だから、何よりレシピに忠実につくることが大切なんです…。ある町に越してきた映画好きのオーリィ君と、彼にかかわる人たちとの日々の暮らしを描く短編集。

短編連作と表現した方がいいかな。
新しい街に引っ越してきたオーリィくんが出会った人達はみんな気さくで優しく、そして暖かい。
数駅先にあるこじんまりとした映画館ではお気に入りの映画が見れ、そして住まいに近い場所に「3」という美味しいサンドイッチ屋があり、窓からは教会が見える…。そんなお気に入りの場所が多い街で暮らすオーリィくんの世界が見られます。
そんなにスープが得意だった訳じゃないけれど、スープ作りを託されると、拘らずにはいられない。どんなスープが美味しくてサンドイッチに合うのか…。
そのスープ研究が、まわりの人を暖かくするのだ。

とても暖かい人達が出てくるし、とてもゆっくりとした時間が物語の中に流れている。とくに何があるわけでもないけれど、今の時間を、そして出会う人達を大事にしているだけなんだと思う。そんなオーリィくんに引き寄せられる人達。
スープのようにジンワリ暖かくしてくれる作品でした。

9点
2007.02.22 Thursday 00:01 | comments(2) | trackbacks(1) | 

CD『JADE』 JIMSAKU

JADE

1.SONGO DE GO GO
2.WHAT'S UP ?
3.初節句
4.PARADISE IN CLOUD
5.AFTERNOON TEA
6.GIANT FORCE
7.MOON STONE
8.CASCADE
9.FIREWATER
10.PASSION FLOWER
  (1992.8.26)

JIMSAKU・3枚目のアルバム。
JIMSAKU(神櫻)は、ドラムの神保 彰・ベースの櫻井哲夫という元CASIOPEAの2人によるユニットです。

森村 献(K) 吉弘知鶴子(K) 是方博邦(G)中井一郎(Vl) 鳥山雄司(G) 土方隆行(G) 梶原順(G) 佐々木史郎(T&F) 鈴木雅尭(T) 佐野聡(Tro) 春名正治(AS&TS) 小林正弘(F) 木村真琴,田中倫明,三島一洋(Pr) 内藤洋子(Koto)

うわ〜!!凄いメンバー勢ぞろいです(^^♪
元CASIOPEAのお2人ですが、サウンドはフュージョン系というより全体的にサンバとかラテンな雰囲気もあり、それでいてお二人のドラムとベースがキッチリ効いてます。またホーン隊の迫力ある音と熱帯jazz楽団のメンバー達の演奏など、当たり前ですがプロのプレイヤー達のサウンドが光ります。

それにしても、このアルバムは最近手に入れたのですが、聴いていて初聴きではないような…。TVのBGMで聴いたのかな??


9.FIREWATERは、桜井・神保の2人だけで演奏してますが、これも素敵というか凄いです。

活動は10年に満たなかったそう…いつかまた・・・2人が揃わないかな…さらに磨かれた演奏で聴いてみたいです。

(amazonにデータが無い…どういうこと〜(>_<))

ちゃんと詳しくレビューされてるブログがありました…(^^ゞ
(勝手にリンク貼ってスイマセン…)
2007.02.21 Wednesday 00:04 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『天使の耳』 東野 圭吾 講談社文庫 (再読)

天使の耳
天使の耳

深夜の交差点で衝突事故が発生。信号を無視したのはどちらの車か。死んだドライバーの妹が同乗していたが、少女は目が不自由だった。しかし、彼女は交通警察官も経験したことがないような驚くべき方法で兄の正当性を証明した。日常起こりうる交通事故がもたらす人々の運命の急転を活写した連作ミステリー。

既に10年ぐらい前に読んでいる本ですが・・・実に記憶違いをしてた部分も多く再読してみました。
単行本では1992年『交通警察の夜』として出されたものを文庫化にて改題。
6編の短編集で、共通するのは自動車事故…。
この交通事故で人生が変わってしまうのだが、このときに個人の本性がでてしまう。
「天使の耳」では目の不自由な女性が事故の時の様子を数秒単位で証言。
「通りゃんせ」は路上駐車が原因で起きた事故〜「捨てないで」は空き缶を走行中に捨てる〜という常識とマナーの欠けた人々が起こした事件から始まる。
改めて、発表されてから随分年月が経ってますが、今読んでもゾッとするし、マナーの悪いドライバー達に警告を発している短編集となっていた。。

特に「天使の耳」は東野さんらしい緻密な計算が入っていて面白い。また深夜のラジオ番組やユーミンの曲など、書かれた頃の様子が見えて面白かった。

短編集ながら外れなし。

9点

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2007.02.20 Tuesday 00:02 | comments(4) | trackbacks(5) | 

『天国は待ってくれる』 岡田 惠和  幻冬舎

天国は待ってくれる
天国は待ってくれる
 
あの頃、僕らは永遠だと思ってた。3人はいつも一緒だった。なんでも言い合える友達だったはずなのに…。なぜか、一番大切な想いだけが言葉にならない。

「ちゅらさん」の脚本家、岡田惠和による初の書き下ろし小説。
既に映画化されているが、その原作本にあたる。

両親から生まれてくる息子に宛てた手紙として始まる物語。
幼馴染の三人は『聖三角形』として、お互いのバランスを取っていた。が、心の中は宏樹と武志は薫に想いを馳せ、薫はその気持ちを分かっていながら、この『聖三角形』を保とうとしていた。だが心のバランスは崩れているのに三人が揃うとこの関係を維持しようとしてしまう。それぞれの心の葛藤が高まる中物語は動く。

息子へ語りかける口調が、話し言葉そのままセリフとして書かれているので、ちょっと違和感を感じる(設定年齢より若い気がする。)そして、展開も何となく読めるのでストーリーに驚きはない…ちょっとベタな感じ。。
ただ先に亡くなった者は段々美化されていくのは感じられた。どんどんいい人になってしまう。
どうも小説だけでいうと、やっぱり薫はズルい気がするし、宏樹もちょっと冷たい気もする。ちょっと都合良すぎなんですよね。。
きっと映画で見たほうがいいのでは…?


>>7点
2007.02.19 Monday 00:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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