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■未完成日記2006■2月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>6
『ガール』 奥田英朗 オススメ♪
『ひなた』 吉田修一
『夜市』 恒川光太郎
『Presents』 角田 光代 松尾 たいこ
『神はサイコロを振らない』 大石 英司 オススメ♪
『アラミスと呼ばれた女』 宇江佐真理

<<ビデオ・DVD>>2
『交渉人 真下正義』
『マンハッタン・ラブストーリー』

<<音楽>>2
『COOOL』 杏里
『Bi・Ki・Ni 』 杏里

<<ライブレポ>>1
青木智仁presents TOSHIKI KADOMATSU EXTRA TOUR "THE いんすと旅情" in名古屋



うむ…もう少し読んでるけどUP出来てない。
それは来月に持ち越しで。
長年探してたCDが手に入っただけでも良い月だったかな。

あと、次男が結構映画を一緒に見てくれるので色々借りて見る。でも基本的に私の好きなジャンルでもないので、感想を書くことはないと思う(苦笑)

積読本やらお借りした本があるのに、話題の本たちが図書館に並んでるのを見つけてしまうと、借りてきてしまう。さらに読みたかった本が文庫化されていたのでついつい…。
強い気持ちとか意思があれば…なんて世間では良く使われてるけど、私は一生使うことのない言葉だと痛感する月末でした。
はぁ〜(T_T)
2006.02.28 Tuesday 14:00 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『アラミスと呼ばれた女』 宇江佐真理  潮出版社 

アラミスと呼ばれた女
アラミスと呼ばれた女

備前長崎で通詞の父を持つお柳は自分も同じ道に進みたいと思っていたがこの時代では女が通詞を勤めることは出来なかった。恋心を持つ榎本の役に立ちたいとを男に成りすまし出島でフランス人の通詞として榎本のそばで働くことにしたが…。

NHK大河新撰組の続編『新選組!! 土方歳三最期の一日』にも出てきた榎本武揚(釜次郎)を愛した女性を主人公として描いた作品。榎本は史実に基づいた人物だがアラミスことお柳は本当に実在していたかは定かではない。(ただ フランス士官ブリュネのスケッチにそれらしい人物はあるそうだが)
お柳は実に現代的で時代の先駆けていた女性なのだが、その女性を通して幕末〜そして明治へと時代が変わる瞬間を生きた男達を陰から支える女性を描き出している。
物語として榎本釜次郎とお柳(アラミス)を選んだあたりは北海道出身の宇江佐さんらしい。
表舞台となった土方・榎本・大鳥たちの物語の陰で別の物語があったという設定も面白くて良かった。

8点
『新選組!! 土方歳三最期の一日』…見ておけば良かった。
2006.02.24 Friday 23:46 | comments(6) | trackbacks(2) | 

『神はサイコロを振らない』 大石 英司  中公文庫  

神はサイコロを振らない
神はサイコロを振らない

1994年8月15日、忽然と消息を絶った報和航空402便YS‐11機が突如、10年経った2004年8月12日、羽田空港に帰還した。乗客68名は無事。だが彼らの時間は10年前で止まっていた。

話は始まった早々旅客機はタイムトリップして2004年に現われる。その旅客機が1994年のその時どうなっていたのかの記述は殆ど無い。当事者たちはまだ何も変わってないのに飛行機から降りた世界は10年後の世界、しかも自分達の命は限りがあるとされている。家族が遺族として、次の人生を歩みだしていたり、この10年の中で日本が随分変わってしまっている。その事実に突き詰められながらも残された日々をどう過ごすのか、戻ってきた人も迎えた家族も再会の喜びと数日後の別れを同居させながら、本当に最後の瞬間にむけて行動を起こす。

テレビドラマ『神はサイコロを振らない』の番宣を見て興味を持ち読んでみた。TVではもしかしたら10日後には…という各話ごとを1日として描かれているが、小説では3日間となっている。つまり小説の方はより迷っている時間はなく、素直にしたいことや行きたい所や会いたい人にと積極的に行ったり探したりしている。また登場人物がとても多いのだが飛行機に不特定多数の色んな人物が乗っていたのが伺える。この事故によって起こる家族や友情の絆、反対に離れてしまった家族など、あらためて10年の時間の長さを感じさせる。

別に比べなくてもいいのだけど、どちらかというとドラマの方が分かりやすく登場人物も少し減り、脇キャラ的な人が個性的でストーリーを引っ張っているので面白い。ただ小説の方が緊迫感はある。こちらの方がより濃い日々を過ごしている。だから、どちらとも面白く見れるし読める。
空白の10年としている乗客たちと、遺族として過ごした10年は随分違った視点で見ているし、この10年に起こった出来事はたくさんあった。その中で普通でない状況にありながら、おたがい相手のことを思いやる気持ちがあったり度胸が据わった落ち着きも感じる。
『黄泉がえり』に似ていると思いながら読み進めたけど、この乗客たちはまだ生きているということが決定的に違う。この先にある永遠の別れがあると分かっていても、読み進めてしまうし淋しさで涙してしまう。
ありえない話の中にも何かを見つけられたり共感できる物語だった。

タイトルにも注目です。
ドラマ公式HP

9点
(…タイムスリップものが好きなので(^^ゞ得意不得意と意見が分かれる話かも。)
2006.02.21 Tuesday 10:36 | comments(4) | trackbacks(1) | 

CD『Bi・Ki・Ni 』 杏里

[ >>>邦楽 ]
BI・KI・NI

続けてこれも手に入りました〜♪

1. Good Bye Boogie Dance
2. Dancin' Blue
3. September Walkin'
4. Lady Sunshine
5. Yes I'm In Love
6. Surf City
7. Just Be Yourself
8. Beach Boy In My Heart
9. Summer Focus
10. Affection
(1983/6/5)

試聴♪

夏の海岸がイメージ出来るアルバムです。
ビキニ…というのは出てきませんが水着というフレーズがどれかに出てきてましたね〜。80年代ですのでそれはキラキラした眩しい海辺を想像してしまいますが、その元気さとちょっと切ない感じも出ていて…う〜んイイです!(笑)
1〜5までは作詞作曲角松さん、6.7.9は小林武史さん、8.10は杏里さんとなってますが、統一感のあるアルバムになってます。

約23年前のアルバムなのですが、今聴いても良いなぁ♪
私だけか〜笑
23年前って何してたかな?(^^ゞ
2006.02.18 Saturday 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『COOOL』 杏里  

[ >>>邦楽 ]
COOOL
COOOL
COOOL

やっと手に入りました…。
やはり聴いたことあるのですが、手元にアルバムもテープも残ってなかったのでCDが手に入って良かったです。

1. BRING ME TO THE DANCENIGHT
2. GONE WITH THE SADNESS
3. KIMAMANI REFLECTION
4. I CAN'T EVER CHANGE YOUR LOVE FOR ME
5. SILLY CITY GIRL
6. MORNING HIGHWAY
7. SURPRISE OF SUMMER
8. FLASHIN' NIGHT
9. MERCURY LAMP
10. HE'S MY MUSIC
11. MAUI
(1984/6/21)

試聴♪

メロディは角曲そのままですね〜。3は何度も聴いてました(^^)
そのころ角松さんは『AFTER 5 CRASH』(1984/4/21)を出した頃。う〜ん、私が角松さんを知った頃でした(^^ゞ
2006.02.17 Friday 01:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 

インストもイイ♪

まだまだ余韻残ってます(笑)

SEA IS A LADY
SEA IS A LADY
SEA IS A LADY

ストリート・ビート
ストリート・ビート


Legacy of You
Legacy of You


Cross Hearts
Cross Hearts

INCARNATIO
INCARNATIO

Double Face
DOUBLE FACE
DOUBLE FACE

バンドワゴン
バンドワゴン

Larsen-Feiten Band/Full Moon
Larsen-Feiten Band/Full Moon

Revenge of AGHARTA
Revenge of AGHARTA

…全部は無いけど大半は持ってるので
しばらくはこの辺聴いてます(^^)♪
2006.02.16 Thursday 05:33 | comments(6) | trackbacks(0) | 

ドラマ『マンハッタン・ラブストーリー』

マンハッタン・ラブストーリー DVD-BOX
マンハッタン・ラブストーリー DVD-BOX オススメ♪

喫茶店『マンハッタン』を営む無口な店長は(ホントはマスターと呼ばれたい)、心から珈琲を愛し、訪れるお客様にも純粋に珈琲の味を楽しんで欲しいと思っている。しかし、彼の店に集まる常連客は、珈琲を味わうどころか、恋人との逢引やプロポーズ、別れ話などに店を利用する常連客たちばかり。自分の入れた珈琲を心から味わってほしい!と願う店長は、常連客たちの恋を実らせるため、陰ながら奔走するのであった・・・。
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2006.02.15 Wednesday 11:11 | comments(4) | trackbacks(0) | 

『Presents』 角田 光代:文  松尾 たいこ:イラスト  双葉社

Presents
Presents

「小説推理」で一年間イラストレーターの松尾サンとのコラボレートで連載された12編の短編集。
女性が一生の間に人からもらう「プレゼント」をテーマにしている。

生まれてはじめてもらうプレゼント「名前」。
その後「ランドセル」「初キッス」「鍋セット」「うに煎餅」「合い鍵」「ヴェール」「記憶」「絵」「料理」「ぬいぐるみ」「涙」…と年齢を追って描かれている。
「ランドセル」や「初キッス」は当然その年齢、年頃でないともらえないものだし、「ヴェール」「ぬいぐるみ」においても同じ。だけど、人それぞれのシチュエーションがあり、それぞれの思い出は一つしかないもの。
でも、その中でその時の嬉しさなどが過去の記憶として薄れてきたり、頂いたモノに込められた想いを気付かずにいることもある。この作品の中では、この気付かなかったことが今になって分かる…そして感謝。。「涙」はちょっと泣ける。

この本を読んで自分が今までに頂いてきたプレゼントを思い出した。
…結構貰っている方だが、プレゼントした記憶は殆ど無し…。
送った人の気持ちが(ちゃんと)判ることも大事なのよね。。。

9点
2006.02.14 Tuesday 23:58 | comments(10) | trackbacks(7) | 

青木智仁presents TOSHIKI KADOMATSU EXTRA TOUR "THE いんすと旅情" in名古屋

青木さんが座長を努める(一応)角松さん中心のインストライブに行ってきました。
今回は元T-SQUAREのsax本田さんとds則竹さんがそろって参加、あとkeyに小倉泰治さんという、いつもとはちょっと違うメンバー。

とにかくインストだけに個々のテクニックが見れるし体感できる♪
前面に出ていたのは本田さんのホーン、これがとても素晴らしく、曲をさらに格好良くなってたし、TVで見たことあるある〜♪の則竹さんのキレのあるドラム……素敵すぎます(惚)
またperの田中倫明さんは高熱のなかの参加。でも演奏は素晴らしかった♪いろんな楽器を使うので凄く忙しそうだったけど…。

名古屋では言ってなかったけど今回はネタバレ禁止令が出ているそうだ。

ツアー終了したので、感想をUPしてみました。
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2006.02.12 Sunday 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『夜市』 恒川光太郎  角川書店

夜市
夜市

第12回日本ホラー小説大賞受賞。

「夜市」と「風の古道」。
ホラーというほどの怖さはなく、異空間へ迷い込んでしまう。それはとても独特な世界なのに、懐かしさも感じる。
きっと寓話や御伽噺の中に入り込んでしまったような感覚の物語、2編。

「夜市」
幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、何かの引き換えに野球選手の才能を手に入れる。しかしこの才能は本当に欲しかった物なのか、そしてその頃からずっと抱き続けてきた一つの決心。彼女と共に夜市に向う…。
夜市という、お祭りなどの市場のように楽しい雰囲気は全く無く、闇の中の夜市の世界が読み手を惹きつける。すっかりこちらまで迷い込んでしまったかのようで、手を伸ばした先はどうなるのか全く分からない展開にすっかり嵌ってしまった。
夢か夢じゃないのか、現実離れした話をまともに受けとめられてしまう、独特の世界は素晴らしい。

また「風の古道」も似た雰囲気。ホラーが苦手な方でも大丈夫です。

8点
2006.02.11 Saturday 20:46 | comments(2) | trackbacks(10) | 
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