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■未完成日記2005■今年のまとめ

[ その他 ]
・。・゜★・。・。☆・゜・。・゜。・。・゜★・。・。☆
今年は読みたい本がたくさんあるのに時間のやりくりが出来ず、
積読本の山を更に高くした1年でした(笑)
しかし去年より図書館へ行くことも多くなり、また児童書系の本も読むようになったので、随分新しい作家さんに出会ったりジャンルを広げることが出来ました。
これもみなさんとの出会いがあってこそ新しい本への導きが出来たのだと思います。ありがとうございました。

またReadingと付きながらも、映画専門ブログのみなさんからも多数のコメントやTBを頂き、本当にありがとうございました。

相変わらず無作法で内弁慶な私ですが、それでも定期的に見てくださるみなさんには、本当に感謝しております。

また来年もたくさんの本に出会い、共感したり意見し合ったり出来るのを楽しみにしています。

今年一年、ありがとうございましたm(_ _)m
良いお年を…。


2005.12.31 みかん
☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆.。.:*・゚☆
2005.12.31 Saturday 00:35 | comments(2) | trackbacks(0) | 

■未完成日記2005■本ベスト10

[ その他 ]
2005年、今年は本日時点で112冊読了しました。(小説89冊・エッセイ23冊、再読含む)…で、コッソリ発表!

■2005年・本ベスト10■

1.『容疑者Xの献身』 東野圭吾
2.『明日の記憶』  荻原浩
3.『サウス・バウンド』 奥田英朗
4.『死神の精度』 伊坂幸太郎 
5.『その日のまえに』 重松清
6.『夜のピクニック』 恩田陸
7.『ナラタージュ』 島本理生
8.『最後の願い』 光原百合
9.『幸福な食卓』 瀬尾まいこ
10『ボーナストラック』 越谷オサム 


一番印象が強いのはやはり『容疑者Xの献身』でした。
あと『明日の記憶』も素晴らしく良くてこの2作品はカナリ気に入ってます。
他は順位は大差ないと思ってください。

今年は再読もよくしました。自分の中で何度も読み返したいと思う本が出来たのは良かったです。
作家さんもそうですが、作品自体にほれ込んでしまうことも多かった一年でした。


容疑者Xの献身
容疑者Xの献身東野圭吾
明日の記憶
明日の記憶荻原 浩
2005.12.30 Friday 10:08 | comments(14) | trackbacks(7) | 

■未完成日記2005■映画ベスト5

[ その他 ]
今年もほぼレンタル&WOWOW視聴でした。珍しく映画館では2作品だけですが見ることが出来ました。
やはり映画館の大きなスクリーン大きな音で見ると印象も違うものになるかもしれませんね…。

さて今年観た映画は53本でした。他の方の感想も読みたかったので、気に入った作品には積極的にTBさせて頂きました。自分のレビューはさっぱり自信はないのですが、TBで繋がることで他の方たちへの橋渡しになればという考えもありました。おかげさまで沢山のTB返しやネット上だけですが繋がりが出来て良かったと思います。ありがとうございました。なかなかコメントを残さずに廻ってしまうので毎回申し訳なく思ってるのですが、文章下手で緊張マックス状態になるので…ゴメンナサイm(__)m

そんな一年でしたが今年も勝手にマイベスト5を出したいと思います(笑)
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2005.12.30 Friday 10:05 | comments(0) | trackbacks(5) | 

■未完成日記2005■12月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>5
『きれいな色とことば』 おーなり由子
『君たちに明日はない』 垣根 涼介
『さよならバースディ』荻原浩
『ララピポ』奥田英朗
『サンネンイチゴ』 笹生陽子

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>5
『私はハロン棒になりたい』 青木るえか
『ミーのいない朝』 稲葉真弓
『13歳のハローワーク』 村上龍 著, はまのゆか 絵 
『うちのパパが言うことには』 重松清
『主婦は一日にして成らず』 青木るえか

<<ビデオ・DVD・映画・ドラマ>>4
DVD『姑獲鳥の夏』
ドラマ『宮廷女官 チャングムの誓い』
DVD『電車男』
映画『あらしのよるに』

相変わらず冴えないのですが、忙しい月末になって読むようになってきたのは何故でしょう…(笑)
レンタル本の積読の山が少し減りました(ゴメンナサイ〜m(__)m)
DVDのほうは控えめにしたのですが、TBは多く付きました(笑)ありがとうございました。
2005.12.30 Friday 10:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 

マイベス!角田光代 作品

トラキチさんが主催のマイベス(My Best Books!)第14弾、今回は角田光代作品。
v( ̄▽ ̄)v♪

■角田光代作品マイベス3■
1位*『対岸の彼女』
2位*『人生ベストテン』
3位*『愛がなんだ』

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2005.12.29 Thursday 00:51 | comments(0) | trackbacks(2) | 

マイベス!奥田英朗作品 

トラキチさんが主催のマイベス(My Best Books!)第13弾、今回は奥田英朗作品。
( ̄▽ ̄)v♪

■奥田英朗作品マイベス3■
1位*『サウスバウンド』
2位*『イン・ザ・プール』
3位*『空中ブランコ』

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2005.12.29 Thursday 00:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『サンネンイチゴ』 笹生 陽子  理論社

サンネンイチゴ
サンネンイチゴ

中学2年生のナオミは言いたいことがなかなか言えないけど、心の中では「こう言ってやりたい」とか考えてたりする女の子だ。だが、茶髪でトラブルーメーカーのアサミと仲良くなってから、彼女の生活は徐々に変わり始める。

確かにテンション高めの先生にウンザリしたり、クラスに一人は居るガリ勉と不良に、妙に絡まれたりする子って居るなぁ。また、自分の意志とは関係ないところで話しが進んでアタフタするあたりは結構リアルだ。
大人しくて行動に起こせないナオミが徐々に自分自身を出していく。それは友達でいたいという気持ちがナオミの背中を押す。
変に思いつめない彼女の本来の明るさがコミカルで面白かった。

しかし、リアルとは言っても実際の14歳の学校生活は、こんなに明るくノンビリしてないだろうな…楽しい中でもピリピリ感は常にある気がする。
こんな中学生活が実際に送れたら良いのにね。。

>8点
2005.12.28 Wednesday 05:45 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『さよならバースディ』 荻原 浩 新潮社

さよならバースディ
さよならバースディ

1年前に東京霊長類研究センター内で自殺した教授の後を引き継ぎ、ボノボ(ピグミーチンパンジー)のバースディで言語習得実験を行う田中真。あらかじめ用意された単語のキーボードを使って言葉の意思疎通が出来るようにと訓練する「バースディプロジェクト」が進められていた。
同じ研究仲間の恋人・藤本由紀と一緒に研究を進めていたが、そんな彼女が突然…。

人間と動物の交流やふれあいの陰で、狭い研究所の中での権力闘争が繰り広げられている。またそんな狭い世界での真も、どんどん偏った思考となっていってるのが怖かった。
バースディだけが目撃していた事件、それを問いただそうとした真はもはやバースディに真実を伝えて欲しい為に今までの研究の実践ともなる聞き出しを行うが、話しが進めば進むほど、バースディを追い詰めるようで苦しかった。

事件に至る動機が思っていたより弱いもので、最初からバースディが事件に直接加担しているのが察せるので、読んでいても盛り上がりに欠けるように感じてしまった。
主人公に好感を持てなかったのがいけなかったのかしら。一気に読めたけど、虚しさだけが残った。

7点
WEB本の雑誌・書評
2005.12.27 Tuesday 01:54 | comments(2) | trackbacks(4) | 

『主婦は一日にして成らず』 青木るえか 角川文庫

主婦は一日にして成らず
主婦は一日にして成らず

主婦シリーズ第4弾!
今回は書下ろしで、主に旦那様ネタが多く書かれてました。
そう、今までチラッとしか出てこなかった旦那様、どんな方なんでしょう。。。
まぁ読まれれば分かりますが、るえかさん並に個性的な方。価値観が似てるというのではなくて、考え方が似てるようです。
こんなに赤裸々でいいのでしょうかね…(笑)
前作で主婦というより青木るえか自身としての話が多かったのですが、今回は随分主婦視線になってたように思います。というか共感しやすくなったかな、特にずぼらな所(爆)や、困った時にとりあえず逃避する所など(滝汗)。

そしてるえかエッセイとしては欠かせない…虫話。
キャーo(@.@)o
やはりるえかさんにはこの話はセットになってるのね。
私はエッセイに出てくるもの達は、すべて排除というより抹殺せねばと瞬殺しますが、この辺は私とは合わないようです(笑)

解説は新井素子さん。
私はお久しぶりだったのですが…文章が昔と変わりませんね。ああ一瞬過去に戻りました(笑)
その中で、また新たな虫?のネタフリをされてました。
次回作はそれについて語られるのでしょうか(ちと期待)。
2005.12.26 Monday 23:52 | comments(0) | trackbacks(2) | 

『ララピポ』 奥田英朗 幻冬舎

ララピポ
ララピポ

6編からなる短編連作。
類は友を呼ぶのだろうか(笑)それぞれの主人公達が1編ごとに輪のようにリンクしていく。
エッチというよりエロ?自己中心的というか、他の人には認められないちょっとえげつない感じかな(笑)
こんなことしてると、運も幸せも逃げていくだろうという怠惰な感じが共通するところだろうか。なるべき方向へと話は進む。
救いの無い話は好きではないが、こうなってしまうのも仕方がないかな…と思わせる話ばかりだ。

短編連作なのでクドくなく読める。が、引く人もいるだろうな(笑)ブラックユーモアとまではいかないけど、そんな感じでしょうか。。。
話がいき過ぎてて引き気味でしたが面白かったです。
7点
2005.12.25 Sunday 18:39 | comments(6) | trackbacks(12) | 
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