<< February 2005 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 >>

■未完成日記2005■2月分まとめ。

[ その他 ]
<<本>>10
『時計を忘れて森へ行こう』 光原百合
『雨恋』 松尾由美
『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A』本多孝好
『真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B』本多孝好
『対岸の彼女』 角田光代
『シルエット』 島本理生
『砂漠の船』 篠田節子
『そのときは彼によろしく』 市川拓司
『芥火』 乙川優三郎
『カタブツ』 沢村凛

<<エッセイ・ノンフィクション・他>>4
『しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編』
   きむら ゆういち , あべ 弘士
『ないたあかおに』浜田 廣介 , 池田 龍雄
『おにたのぼうし』あまん きみこ,岩崎ちひろ
『主婦でスミマセン』青木るえか

<<ビデオ・DVD>>7
『ゲロッパ!』
『最後の恋,初めての恋』
『下妻物語』
『12人の優しい日本人』
『電話の恋人』
『9か月』
『パイレーツ・オブ・カリビアン〜呪われた海賊たち』

<<音楽>>8
『Sea Breeze』角松敏生
『心配/YOKOHAMA Twilight Time』角松敏生
『ザ・ロスト・ラヴ』角松敏生
『ギャラクシ−・ガール』角松敏生
『君たちへ…』角松敏生
『君を二度とはなさない』角松敏生
『Richmondo High』 GREAT3
『THE DEFINTME COLLECTION』 JEFF LORBER

やっと読む冊数が増えてきた。
UPしてないけど、読了済みの本もある。
・・・ただ文章が書けないだけ〜〜〈汗〉

来月は吉田修一サンの本が多くなる予定(目の前に積んであるし/笑)
宇江佐さんと有栖川さん、池永さんの新刊も出るらしい。。
( ̄▽ ̄)フフフ♪
2005.02.28 Monday 23:01 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『心配/YOKOHAMA Twilight Time』 角松敏生

心配/YOKOHAMA Twilight Time
心配/YOKOHAMA Twilight Time

1.心配
2.YOKOHAMA Twilight Time~20th Anniversary Version~
3.心配(Instrumental)
4.YOKOHAMA Twilight Time~20th Anniversary Version~(Instrumental)
試聴♪

デビュー20周年記念マキシシングル。
デビュー日にあたる6/21に発売され、カップリングには、デビュー曲「YOKOHAMA Twilight Time」をその当時の演奏メンバーで再レコーディングしたもの。ジャケットも1stアルバムに似せて作ってある所がニクイ。


Sea Breeze(1981)試聴♪

ね!
続きを読む >>
2005.02.27 Sunday 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編』       きむら ゆういち (著), あべ 弘士(絵) 講談社

[ 絵本 ]
しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編
しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編

嵐の夜に、オオカミのガブとヤギのメイが真っ暗の小屋の中で出会います。
その出会いから6巻『ふぶきのあした』で最終刊となったのですが、シリーズ10周年記念本として、ガブとメイが帰ってきました♪〈嬉〉
もともと、読み方によっては敵対する二匹の友情物語と男女の恋愛を掛けたようにもとれる…という描かれ方をしているのですが、この本は恋愛色が強い気がします。。。
子ども向けより大人向けな感じかな?。

読み方にとっては色んな捉え方ができるシリーズです。

大人の方にも是非、シリーズの最初から読んで貰いたい絵本です。
続きを読む >>
2005.02.26 Saturday 23:05 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『雨恋』 松尾由美 新潮社

雨恋
雨恋

引越しを考えていた沼野渉に、急に海外出張となった叔母からマンションの部屋を管理して欲しいと頼まれる。部屋の管理とペットの猫2匹を頼まれたが、雨の日になにやら人の気配を感じた。。。
雨の日でないとこの部屋に出てこれない彼女は、実は3年前に亡くなっていたが、成仏もさまよう事も出来ずにいた。また本人は自殺でなく誰かに殺されたのだという。いくつかの謎を持ったままでいる彼女に頼まれ、主人公はどこからとも無く聞こえる声に、早く成仏して欲しいと彼女の代わりに謎を解く事になった。

恋愛ミステリ(ゴーストもの)です。
新聞記事程度しか知らなかった事故(事件?)の真相を確かめるために色々調べるうちに、ゴーストとなった彼女の事や生い立ち、彼女が何故自殺と間違えられたのかが判ってくる。そしてありえない関係とは判っていても恋愛感情を抱いてしまう自分に苛立ちも感じている。葛藤の中、人のイイ主人公が酔っ払い言葉を荒げてしまったり、彼女も向きになって素直にすべてを話さない部分はちょっと若い恋愛のようだが、その不器用さもなかなか良かった。
一進一退で進む犯人への手がかり探しはラスト数ページで一気に話が加速する。

帯ほどオーバーでドラマティックとは感じなかったけど、ラスト2ページには感動。

9点
2005.02.22 Tuesday 23:09 | comments(1) | trackbacks(1) | 

『真夜中の五分前』 本多孝好 新潮社

真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A
真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-A
真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B
真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B

side-A side-Bの二冊組み。

【side-A】
広告代理店に勤める主人公は二十歳のときに一つ年下の彼女を事故で亡くしてしまう。
彼女は時計を五分遅れにしていたが、六年経った今も僕の部屋の時計は五分遅れたままだ。
ある日彼女の親から手紙が届いたが、同じ頃、いつも通っているプールで一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。

【side-B】
Aのラストから2年経過したところから始まる。主人公はまた大事なものを失い、以前のような彼に戻っていた。
その後、主人公は別の会社に引き抜かれ、自分の企画で店を再建させる仕事に着き、休むことなく仕事を続けていたが、
かすみの妹の夫が、思わぬことを告げてきた。。

まず、主人公のドライな性格がとても目に付いた。よく「そんなこと、思いもしなかった」という言葉を使っていた。これをとても冷たい言葉だと思って読んでいたし、主人公の行動や発言は客観的過ぎて他の人と壁を作っていて、相手に対しても現実的な事と、自分中心な感じしか取れなかったが、それは自分の脆い部分を知らずに隠していたからなのでは??
それが、元上司だったり、喫茶店のマスターの言葉から変化し始め、客観的に主人公を見て意見を聞いて主人公がジワジワ変化していく姿は、ゾクっとするほど良かった。
不思議な恋愛小説だが、綺麗な文章にウットリ。タイトルの意味もやっと頷けたのでスッキリできたかな。

8点

yahoo!インタビュー
2005.02.21 Monday 23:12 | comments(0) | trackbacks(2) | 

DVD『ゲロッパ!』

ゲロッパ! GET UP(期間限定廉価版)
ゲロッパ! GET UP(期間限定廉価版)(2003/日本)

 数日後に収監されることになったヤクザの組長・羽原には心残りなことが2つあった。1つは25年前に生き別れた娘かおりと再会を果たすこと。そしてもう1つは大ファンであるキング・オブ・ソウル、ジェームス・ブラウンの名古屋公演に行くことだった。しかし、それももはや叶わぬ夢。羽原は身辺を整理しようと組員に組の解散を宣言する。しかし、彼の心中を察した弟分・金山は羽原のために一大決心、子分の太郎たちに“いますぐジェームス・ブラウンをさらいに行って来い”ととんでもない命令を下すのだった…。
続きを読む >>
2005.02.20 Sunday 23:15 | comments(0) | trackbacks(4) | 

『対岸の彼女』 角田光代  文藝春秋

対岸の彼女
対岸の彼女

第132回直木賞受賞作。

小夜子は三歳の娘と公園に行くが公園デビューが上手く出来ないでいる。、義母の関係も良くなく人付き合いの難しさに悩みながらも、専業主婦から逃れるということで回避しようとした。運良くある会社で働くことになったが、その会社の社長は、同い年・同じ大学出身の葵だった。
中学のときひどいイジメにあった葵は、高校は引越しをして新たな環境でスタートすることになった。その学校で知り合ったナナコは少し変わっていたけど、葵は彼女と気兼ねなくなんでも話せる間柄となっていた。
〜と、今の小夜子と、葵の学生期の回想シーンが交互に描かれている。

女同士の友情というか相手に対しての距離感の取り方って難しいと思ったことは多くの人はあると思う。それは大人になっても付いてくる悩み。この本を読んで何か答えが見つかるわけでもない。が、ここに書かれていることは自分であるかもしれないし、とても身近な所であることかもしれない。小夜子の言葉は、本編上でも口に出しては言ってないが、心のなかの言葉は実に分かりやすく代弁してくれてる。
過去の葵と今の葵の違いを読み取れたら…小夜子のラストでの行動が理解できたら。。。ちょっと人との接し方が楽になるかも。

9点
2005.02.18 Friday 23:19 | comments(2) | trackbacks(6) | 

『シルエット』 島本理生 講談社文庫

シルエット
シルエット

島本理生さんのデビュー作。

冠くんに出会ってからの主人公の恋愛感をみずみずしく描いている。

過去のトラウマより、女性に触れられるのを嫌う冠くん、自分が変えられると思いつつも、それさえも拒否する彼とは長続きはしなかった。別の人と付き合い始めても、冠くんの存在を忘れることが出来ない。

「どうして切った瞬間より後からどんどん痛みって増すんだろう」
このセリフ、このあとにせっちゃんと語る会話が、この本を表わしていると思う。
傷ついた心、自然治癒では遅すぎることもある。

8点
2005.02.17 Thursday 23:21 | comments(2) | trackbacks(6) | 

DVD『最後の恋,初めての恋』

最後の恋、初めての恋
最後の恋、初めての恋(2003/日本・中国)

 2003年、中国上海。日本の自動車会社、イムラ自動車に勤める早瀬は、東京本社からこの上海支社に転任する。彼は半年前、婚約者を事故で亡くしていた。彼女は親友・滝本の車に同乗中、無惨な事故に見舞われたのだった。信じて疑わなかった愛と友情に裏切られ、心に深い傷を負った早瀬。彼は赴任初日から独り酒を浴び、ホテルの部屋で睡眠薬もあおって倒れ込んでしまう。だが、フロント係の女性ミンの迅速な対応で、早瀬は大事に至らずに済んだ。それが2人の出会いだったが、ミンもまたある悲しい秘密を抱えて生きていた…。
続きを読む >>
2005.02.16 Wednesday 23:23 | comments(2) | trackbacks(3) | 

DVD『下妻物語』

下妻物語 スタンダード・エディション
下妻物語 スタンダード・エディション(2004/日本)

田園風景が広がる美しい茨城県下妻市。青空の下フリフリのロリータ・ファッションで闊歩する少女・桃子の生きがいはお洋服。ロリータ一直線で他人を必要としない桃子の前に、真っピンクの改造原付きに乗った地元のヤンキー少女が現れる。
続きを読む >>
2005.02.15 Tuesday 23:26 | comments(0) | trackbacks(5) | 
 | 1 / 3 PAGES | >>