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DVD『アイデン&ティティ』

アイデン & ティティ
アイデン & ティティ(2003/日本)

 ギターの中島、ボーカルのジョニー、ベースのトシ、ドラムの豆蔵の4人組ロックバンド“SPEED WAY”は、一大バンド・ブームに乗ってメジャーデビューを果たし、ファーストシングルもヒットして順調な滑り出しを切っていた。だが同時に、彼らは“売れる歌”と“ほんとうに歌いたい歌”の狭間で悩み続けていた。そんなある日の夜、創作活動の行き詰まりに苦しむ中島の前に、ボブ・ディランに似た風貌の“ロックの神様”が現われる。以来自分の前にだけ頻繁に現われるその姿を見て、中島はロックから遠ざかっていく自分を否応なく自覚してしまうのだった…。
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2005.01.29 Saturday 05:57 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『いつか晴れた日に』

いつか晴れた日に
いつか晴れた日に(1995/イギリス・アメリカ)

19世紀のイングランド南西部。ダッシュウッド家当主が、前妻の息子に後妻であるダッシュウッド夫人と3人の娘たちの世話を託してこの世を去る。しかし、前妻のファニーがそれを阻止したため、遺言は果たされなかった。やがて長女エリノアはファニーの弟エドワードと恋に落ちるが、ファニーの侮辱に耐えかねた母娘4人は、ダッシュウッド家を離れて新しい生活を始めることにする。引っ越し先でエドワードの来訪を心待ちにするエリノアだったが、彼からはまったく音沙汰がなかった…。
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2005.01.28 Friday 05:58 | comments(0) | trackbacks(2) | 

『別れの後の静かな午後』 大崎善生 中央公論新社

別れの後の静かな午後
別れの後の静かな午後

表題含む6作からなる、短編集。

ドライながらも、淡々と綴る話は出会いも別れも夢のようである。それは大崎さんの感情表現が言葉に例えがたい気持ちのニュアンスを綺麗な言葉で例えていることだ。

どの話もゆったり話が流れている。ゆっくり今までのことを思い出すように。。。

『サッポロの光』
 ある日30年間連絡を取ってなかった友人が病気であることを知る。今そのことを知っても何も変わらないし、どうすることも出来ない。なのに、何故知ってしまったのだろう。偶然か必然か。連絡を取れなくなって、自分もまわりも変わったけど、あの時過ごした日々は変わらず残っている。友人も同じように思い出しているのか。物事に終わりはあるけど、変わらないものを思い出す。

『悲しまない時計』
 おそらく僕は思っていることの七分の一しか彼女には伝えない、あるいは伝えられないタイプの人間だったし彼女もおそらく同じようなところがあった。。。
 言葉で伝えなくても分かり合えてると思ってたが、知らない部分で知らない事がずっと進行していていたりするもの。突然彼女が居なくなった時、主人公が今までの生活を思い出す。

どの作品も、物静かでマイペースな男性が主人公となっている。北海道を舞台にしてたり、主人公の履歴がどれも似すぎているので短編連作にも読める。私はこの方が全体的に一つの話として読めて良かった。同じ時間、とても近居場所で、似たような男性が色んな別れをしているような。(私だけ??/笑)
ちょっとキザだけど、別れを上手く昇華させている。

8点
2005.01.27 Thursday 06:00 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『天国の本屋〜恋火』

天国の本屋 ~恋火
天国の本屋 ~恋火(2004/日本)

オーケストラをリストラされたピアニストの健太は、その夜、酒に酔いつぶれていた。彼には心当たりがあったのだ。自分がピアノを弾く意味を見失っていると。…彼が目覚めると、何故かそこは沢山の本が並ぶ見知らぬ部屋だった。アロハシャツを着た怪しげな男が健太に語りかける。「心配するな。君はまだ死んでおらん」。男は、健太を短期のアルバイトで天国に連れてきたのだと言う。そう、そこは“天国の本屋”。事態が飲み込めないままに仕事は始まる。すると、若くして亡くなった元ピアニストの女性・翔子が朗読の依頼にやって来た。彼女は、幼い頃の健太の憧れであり、彼がピアニストを目指すキッカケとなった女性だった…。

以下、ネタバレあり
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2005.01.26 Wednesday 06:02 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『ゆらゆら橋から』 池永陽  集英社

ゆらゆら橋から
ゆらゆら橋から

8編からなる短編連作集。

<<人は一生に何度、恋をすることができるのか >>

・・・ゆらゆら橋を渡って来た女性は、またこの橋を渡って出て行くんだ・・・
淡い憧れをいだいた先生を見つめていた五年生の主人公。
結核を患った為に田舎町に療養に来た女の子への想いをはせた中学三年生の主人公。
…と、一章ごとに歳を重ねながらその時愛した女性とのことを描いた恋愛小説。

田舎に住む純情で真面目な主人公が、中学三年の時に強烈な恋愛体験をする。その彼女のことをずっと高校になっても大人になっても、・・・幾つも重ねた恋愛経験の中でもずっと引きずってしまうのは、主人公の恋愛の基準を最初に出会った女の子で作り上げてしまったようだ。純粋だったころから年を重ねる事に少しずつズレた恋愛感を持つようになるのは、段々美化してしまうからかな。

池永さんの作品はいつも頼りない男性が主人公、というのが多いだけど、今回は少し良かったかな。5年生から50才代まで、主人公は変わったのか変わらなかったのか。感動して泣ける・・・というのはないが、切なくて、でも目が離せない。良かった。

9点
2005.01.25 Tuesday 06:03 | comments(0) | trackbacks(0) | 

DVD『デイ・アフター・トゥモロー』

デイ・アフター・トゥモロー 通常版
デイ・アフター・トゥモロー 通常版(2004/アメリカ)

気象学者のジャックは、地球温暖化国連会議で地球の北半球が寒冷化すると発言した。海水の温度の上昇、南太平洋に発生した巨大な台風、11月の東京に突如降った大量の雹、真夏並みに暑い12月のワシントン…。それは、何十年も後の事だと予測されてきた“地球温暖化”による異常気象の始まりだった。その頃、ジャックの息子・サムは、高校生学力クイズ大会に参加するためニューヨークに向かっていた。数学で落第点を取ったサムを問いただす事しか出来ないまま、親子は気まずい別れをしていた。やがて、国際宇宙ステーションの乗組員は、北半球に巨大な雷雲が発生しているのを観測する。親子を引き裂いたまま、地球は遂にその時を迎える――。
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2005.01.24 Monday 06:05 | comments(0) | trackbacks(1) | 

DVD『爆烈野球団! 』

爆裂野球団!
爆裂野球団!(2002/韓国)

1905年、朝鮮が日本の統監府の下に置かれていた時代。ホチャンはスポーツに対する情熱と家族への責任の間で悩んでいた。そんなある日、間違ってYMCA会館にサッカーボールを蹴り入れてしまう。そこでの出会いがホチャンを野球に夢中にさせていく。そしてついには韓国初の野球チーム「YMCA野球団」を結束するまでに至るのだ。チームは連戦連勝し、最強チームと国民から支持を集めていくが、日本最強チームの出現で事態が急展開していくスポーツコメディ。
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2005.01.23 Sunday 15:43 | comments(0) | trackbacks(1) | 

CD『RIDE ON TIME』 山下達郎

[ >>>邦楽 ]
RIDE ON TIME
RIDE ON TIME

1.いつか
2.DAYDREAM
3.SILENT SCREAMER
4.RIDE ON TIME(アルバム・ヴァージョン)
5.夏への扉
6.MY SUGAR BABE
7.RAINY DAY
8.雲のゆくえに
9.おやすみ
10.RIDE ON TIME(シングル・ヴァージョン)
11.INTERLUDE I(未発表)
12.INTERLUDE II(未発表)
13.MY SUGAR BABE(TV用インスト・ヴァージョン 未発表)

1980年に発売された旧譜を、2002年に本人が監修、デジタル・リマスタリングしたもの。(他に「FOR YOU」「CIRCUS TOWN」「GO AHEAD!」「IT'S A POPPIN' TIME」「MOONGLOW」「SPACY」もリマスターされて発売されている)
当時のより音が数段良くなってるらしいが、本人の解説も載ってたりして、お得感◎

随分前に聞いてた筈だけど手元に無かったので入手♪
というかCD自体持ってない〈苦笑〉いつもラジオでよく聞いてました。
名曲は何時聞いてもイイ。冬でもOK〜♪

このアルバムについてのインタビュー
2005.01.21 Friday 15:47 | comments(0) | trackbacks(0) | 

CD『SWEET REVENGE』 吉沢梨絵

[ >>>邦楽 ]
SWEET REVENGE
SWEET REVENGE

1.鼓動~OVERTURE
2.Just in my life
3.FOR REAL(album version)
4.Give it up
5.morning,morning
6.RISE
7.All OF YOU
8.サヨナラはくちぐせ
9.SWEET TABOO
10.鼓動

試聴♪
うむ・・またダブって買ってしまった(ブックオフでだけど)

吉沢梨絵1stALBUMです。俳優さんで歌手活動もされてるのですが、角松さんが凍結中にプロデュースでデビュー。このアルバムにも提供した曲が入ってます。
とっても歌も上手くて可愛らしい人です。。

rie yoshizawa official website
2005.01.19 Wednesday 15:48 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『ブルータワー』 石田衣良 徳間書店

ブルータワー
ブルータワー

21世紀の新宿。瀬野周司は、高層マンションの一室で、悪性脳腫瘍の痛みに苦しんでいた。ある日、激痛のなかで意識だけがスリップし、200年後の高さ2千メートルの塔に居た特権階級のセノ・シューという男性に意識がうつった。その世界は世界戦争の最中であった。

9.11貿易センタービルのテロに触発されて作られた作品。
SF小説というより、SFアニメのような感じに受けられたのでちょっと勿体ない。ブルータワーが核シェルターだったり、アンダーグラウンドみたいで似たような作品はあるかもしれない。
話の流れが少し甘いような気がする。戦争や対立を扱ってる割に主人公達の危機感が伝わりにくかった。

7点
2005.01.18 Tuesday 15:50 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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