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『夜市』 恒川光太郎  角川書店

夜市
夜市

第12回日本ホラー小説大賞受賞。

「夜市」と「風の古道」。
ホラーというほどの怖さはなく、異空間へ迷い込んでしまう。それはとても独特な世界なのに、懐かしさも感じる。
きっと寓話や御伽噺の中に入り込んでしまったような感覚の物語、2編。

「夜市」
幼いころ夜市に迷い込んだ祐司は、何かの引き換えに野球選手の才能を手に入れる。しかしこの才能は本当に欲しかった物なのか、そしてその頃からずっと抱き続けてきた一つの決心。彼女と共に夜市に向う…。
夜市という、お祭りなどの市場のように楽しい雰囲気は全く無く、闇の中の夜市の世界が読み手を惹きつける。すっかりこちらまで迷い込んでしまったかのようで、手を伸ばした先はどうなるのか全く分からない展開にすっかり嵌ってしまった。
夢か夢じゃないのか、現実離れした話をまともに受けとめられてしまう、独特の世界は素晴らしい。

また「風の古道」も似た雰囲気。ホラーが苦手な方でも大丈夫です。

8点
2006.02.11 Saturday 20:46 | comments(2) | trackbacks(10) | 
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2018.11.09 Friday 20:46 | - | - | 
ディック (2006/02/26 1:56 PM)
ここで拝見していたので、昨日ふらふらと買ってしまい、帰りに駅前の喫茶店でコーヒーを飲みながら読み始めたら、そのまま立てなくなってしまいました。読みかけていた『チーム・バチスタの栄光』を放り出して、結局『夜市』を読み終えてしまいました。
「語り」がうまいですねぇ。こういうふうに、思わずはまってしまう、という体験をするのが、読書の醍醐味ですね。
みかん (2006/02/27 4:25 PM)
そうですね〜「語り」というのがピッタリきますね。
ほんの数行読んだだけで、この作品の世界に入れるんです。
読了後も余韻に浸れる作品ってあまりないですよね。
私もはまりました(^^ゞ









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