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『風流冷飯伝』 米村圭伍 新潮文庫

風流冷飯伝
風流冷飯伝

一八が江戸からはるばるやって来た所は四国讃岐にある風見藩。
よそ者とすぐ分かるのか皆にジロジロ見られると思ったら、この藩では、男は城を左回りに、女は城を右回りに回って歩かなければならない、という定めや奇妙な取り決めが多くあるのだという。
一八が最初に知り合った飛旗数馬は藩士の次男坊。家禄を継げないため冷飯食いと呼ばれ、暇な時間をつぶす数馬に一八は、ある理由で一緒に過ごすことになる。。

せっかちで、人を疑って見てしまう一八が数馬のペースに巻き込まれ、数馬の友人達との出会い、急に将棋の勝負が藩内で行われるあたりから、少しずつ変わって行く。
冷や飯食いと呼ばれる次男、三男坊たち。家禄は継げないが、それぞれに長所があり存在に意味があるのと・・・落語調でのんびり穏やかに時間の流れの中で描かれている。

8点
2004.01.17 Saturday 14:39 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2020.07.07 Tuesday 14:39 | - | - |