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『家族力』 山本一力 文藝春秋

家族力
家族力

3度の結婚や多額の借金を抱えながらの直木賞受賞。
作家になった時に感じた家族の力、また受賞作『あかね空』を
書いたことで感じた人の暖かさ、もう嘘は付かないと素直に
自分の生い立ちを赤裸々に書き上げたエッセイ。

私か一力さんを知ったのは直木賞授賞にあたり、日本TVが一力さんを
追い掛けたドキュメント番組を見た時だ。
50代と30代の夫婦に小学生の男の子2人がホットプレートで
お好み焼きを焼きながら夕食を取る。質素に生活、家族での移動は
自転車4人つならって走る映像は、当時本を読み漁っていた私には
作家イメージを変える映像で、直木賞の重みを改めて知るものだった。

また、授賞式会場まで家族4人が自転車を連ねて走るシーンは他局でも流れた。
インタビューには家族のおかげだ、と、しきりに言っていた・・
その訳をこの本で知った。家族について書かれた『あかね空』。
2度の結婚の失敗・自分の生い立ちが決して順調ではなかったが、
そのおかげで今がある。
家族を持って改めて自分の親を見つめる、とっても素直に書かれたエッセイだった。
2004.04.04 Sunday 23:26 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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