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『ハリガネムシ』 吉村萬壱 文藝春秋

ハリガネムシ
ハリガネムシ

芥川賞受賞作。
高校教諭で倫理を教える25歳の真一は半年前に一度あったことのあるソープ嬢サチコに再会する。サチコの壊れた様子を見るうちに、自分の奥底にあった凶暴でサディスティックな部分が表れ始めるが、この事も冷静に見つめる自分も居る。
人を痛めつけるのが快感に変わり、そのまま堕落していく…。


読んでいて気分が悪くなるのは正直な所。主人公の暴力的で相手の痛みに疎い人。そこで何か得るものがあるかというと…ない。痛めつけ、反対にやられて、それだけ。
確かにこんな狂気な人も現実にいるかもしれないが。。それなら、このまま終わって欲しくない。
何処に文学があるのか判らない。救いもないし良さも見つけられなかった。
痛い作品。

3点
2004.11.26 Friday 16:59 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2019.10.03 Thursday 16:59 | - | - |