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『溺レる』 川上弘美 文藝春秋

溺レる
溺レる

8編の短編集。
男女2人の会話が中心。
どの作品も大体40代ぐらいから上の男女で、名前をカタカナで呼んでいる。タナカさんは田中サンかも知れないし田仲サンかも知れない、目の前に居る相手は知っていても、それ以外の事は判らないし判ろうとしない関係?
一緒に居るの時の相手だけがすべてのような。。。

言葉に表現しにくくて、不安定な感情の動き。どう考えていいか判らないのに、相手の事ばかり考える。この関係が良くなって幸せになりたいとか、結果とかを求めない・・・・というような恋愛物語。
…なのに、どの話も緊張感が漂っている。

好きだとかトキメク…ではない、形や枠にはまらない大人の恋愛表現の一つ。。なのかな。

7点
2004.11.27 Saturday 16:58 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2020.07.07 Tuesday 16:58 | - | - |