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『やさしいねこ 』太田康介 扶桑社

太田 康介
扶桑社
¥ 1,188
(2017-10-18)

まわりの猫にいじめられ続けた、“弱虫"ぽーの物語。

ある日、著者の太田康介氏は自宅近くでブサイクな野良猫を見かけました。殺処分や事故死など、増えすぎてこれ以上不幸な猫を増やさないようにと、太田氏はその野良猫にTNR(捕獲、不妊手術、元に戻す)を実行。一代限りの“地域猫"として見守っていきます。
しっぽに特徴があったので「ぽー」と名づけられたその猫は、他の猫に交じって餌を食べには来ますが、他の猫が食べ終わるのを陰でじっと待っている遠慮がちな猫でした。
その体はいつも汚れ、傷ついていました。実は、ぽーは“町内最弱"で、まわりの猫たちからいじめられ続けていたのです。太田氏はそれを見ていたたまれず、ぽーを家猫として迎えました。
すると、今度は家の中の猫にもいじめられるぽー。それでもぽーは、少しずつ先住猫たちの心を開いていきました。さらには新たに保護した子猫の世話も始め、太田家にはなくてはならない存在となっていったのです。

深谷かほる氏の漫画『夜廻り猫』(講談社)で描かれて注目を浴びた、このやさしい猫「ぽー」の物語を綴った写真エッセイ。ぽーを描いた深谷氏の漫画も2本収録。


顔を見ただけでも優しそうですよね、著者が写真家だということで可愛らしい顔や切ない顔もバッチリ、そこに生きていたという事実が残っていて嬉しいです。お外暮らしは過酷なことばかりだけど、ぽーが選んだ生き方。地域で愛され、元気に過ごしてくれるのが我々に与えてくれる癒し。帯に書かれた糸井重里氏の言葉、

『ぽーという猫がいた。それだけで、うれしくなる』

まさにそういう気持ちになる一冊です。

 

この本は表紙を表にして飾ろうかな。

 

2018.02.03 Saturday 11:48 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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