女優以上に美人かつ一瞥で人を竦ませる京堂景子警部補は難事件を数々解決。だが実際は彼女の夫でイラストレーターの新太郎の名推理によるものだった──。職務中は「鉄の女」、彼女の前ではデレデレの可愛い妻と、それを世界でただ一人知る料理上手でクールな夫が8つの怪事件をあざやかに解く傑作ミステリ。 (『誰が疑問符を付けたか?』 改題)
前作『ミステリなふたり』の続編。今回も8編の短編連作となっていて、サクサクと読める。
捜査一課の鉄の女と呼ばれる景子と草食系男子の新太郎の組み合わせも面白いし、景子の豹変っぷりに驚いてるうちに新太郎が安楽椅子探偵よろしく解決してしまうのがいい。
そんなに頼ってていいの?と思うが、じっくりミステリーを堪能するのもいいけど、こういうのも面白い・・・と思わせる。
前作も読んでいてドラマかマンガになりそうと思ってたら…なっていた。
『超再現ミステリー ミステリなふたり』
ちょうどその回だけ見逃してた・・・。
ライトなミステリもOKな方は是非。
>9点
なんとなくおもしろそうだったので、図書館で予約して観ましたよ(●^o^●)