苦節25年。今年でようやく「売れない」時代と「ブレイク」時代が半々となった東野圭吾(98年の『秘密』からブレイクと換算)が、その作家生活の中でどのように小説に向かい、努力し、読者のことを考えに考え続けたか。著者による全作品解説に加え、加賀シリーズ、ガリレオシリーズ、<笑>小説シリーズなど、人気シリーズの解説ページも追加収録。そして初の試み、著者公認の人気作品ランキングの結果も発表。応募総数は約1万人。栄えある第1位に選ばれた作品とは!?
正真正銘、これ以外は全部非公認、最初で最後の「公式ガイド」!
デビュー25周年という記念で出された本で、作品をアンケートでランキング付けしたのが半分、後自身が作品全てに解説している…といったもの。
アンケートの結果には正直興味がないし、解説も前出したものなので、それにお金を出してまで…とは思うのですが、昔読んだ本の内容を思い出すためにも…文庫なので購入(笑)。
…いやいや、読んでる当事の読み手の考えと作家の思い入れとは、まったくの別なのでかえって面白く感じました。
この解説とかを読んでると、先日読んだ『歪笑小説』が更に面白く感じます。
ランキングなんですが、やはり映像化されてる作品、もしくは最近出たものが上位ですね。
「初めての東野作品で…」と書かれてるものが多くて、それだけインパクトがあったということなんでしょうね。これから過去の作品を読み進められる人なんだと思うと、私のその頃のコーフンっぷりを思い出し、羨ましくも思います。
あと…既に東野作品を沢山読まれてる人には、この手の本は出たてに読んだ方が新鮮でイイと思います。旬…ってやつ。。。?
あまり読まれてない方も、ネタバレはほぼないので安心していいと思います。
…祭りに乗せられ買っちゃったかな…
いや、祭りも嫌いじゃないし…と思う事に(苦笑)。
というか、ご無沙汰しています。
時々こっそりのぞいてはおりました(^_^;)
これ、読みたいです。
東野さんの本を全部読むというのは、あれだけ多いと無理って感じなのでガイドブックがあるといいかも^_^;
長男はテレビの影響で「ガリレオ」と「加賀」シリーズを読みました♪
時々、私の本を勝手に読んでるのですが、「この本、この年で読むのってどうか。。。」って思うようなのもあるので、困るんですがね(^_^;)