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『取調室(4)−水木警部補の敗北』  笹沢 佐保 光文社文庫

 佐賀県の山中で画家の絞殺体が発見された。佐賀県警の「落としの達人」水木警部補は、画家の妻・レイを容疑者としてマーク。レイの心に潜む闇を感じながらも、彼女の完璧なアリバイを崩せない水木は苦悶する。シリーズ第4弾。

殺された男性が金持ち美人の妻を持つ男、妻は動機はあるが、冷え切った夫婦だし、なによりアリバイがある。もう一人の容疑者はこれまた美人、アリバイはないが動機もない。
美人二人を相手に鑑識の力を借り容疑者を追い込もうとするが…。
女性の心の内を探ろうとする水木が苦戦するわけですが、女性は急に怒りの沸点がすぐに上がるわけで…読み終わればなるほど女性ならではの…って感じですが、それを導くのは難しいかな。でもありそう…って思わせるのが上手いですね。殺された夫のダメ男っぷり…も見事です(笑)

残念なのはこのシリーズはコレで終わり…ということ。多作な作家さんだったので、4冊で終わりというのは残念。この本も最後という感じでは終わってないので余計に寂しいです。

8点
2011.02.13 Sunday 11:58 | comments(2) | trackbacks(0) | 
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2020.02.17 Monday 11:58 | - | - | 
tks (2011/09/03 10:38 AM)
こんにちは。はじめまして。
取調室シリーズの終わり、残念ですね。
ところでこの作品で少し疑問が・・。
なぜ真知子はレイの殺人未遂の事を嘘の供述をしてまで
隠したのでしょうか?また、レイがその件を供述
したら自らも完落ちしたのでしょうか?
いまいちその心理がわかりませんでした。
みかんさんは納得でしたか?
みかん (2011/09/27 4:29 PM)
お返事遅れてスイマセンでした。
このシリーズ好きだったので残念です。

ご質問のことですが…
真知子は俊介との関係が世間にばれるのを恐れていたので、すべて見なかったことに。
しかしその後発作的な行動でそちらから既に関係はバレている。レイの告白によって、すべての辻褄があってしまったので自白した…のかな?