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『取調室〈3〉敵は鬼畜』   笹沢 佐保  光文社文庫

 佐賀県鳥栖駅で母を待つ少女が保護された。彼女がそこに現れたのは二度目、そして彼女の母親の焼死体が発見された。「落としの達人」水木警部補が挑むのは残忍・冷酷な鬼畜なのか? シリーズ第3弾。

鳥栖駅で偶然少女を発見したのが婦警さん、立ち尽くす少女に良からぬ想像をするのだが、それが母親の焼死体の発見で現実の事となってしまうとは。
この少女の親子に隠された秘密、それは一人の男からの不幸の連鎖。水木警部補が心底怒りを覚えた容疑者は生きたまま焼き殺すという一番残虐な殺し方をしている。冷血・極悪非道を越えた男。
既に容疑者として目の前にいる男をどう落としていくのか、自白のなかで事件の裏側が見えてくる面白さがある。
また水木警部補の出番になるまでの周りとのチームワークが良いのが地味ながらとてもいい。
後味はあんまり良くないけど一つの小さな発見からの展開が楽しめてよかった。

8点
2011.02.04 Friday 11:47 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2020.02.17 Monday 11:47 | - | - |