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『取調室 (2) −死体遺棄現場』  笹沢 佐保 光文社文庫

 佐賀県有田町で女性の死体が発見された。被害者・井出香織里と被疑者で一世を風靡したスター歌手の香山弓江の接点は皆無。弓江は完璧な答弁を見せ、事件は暗礁に…。最新の科学捜査を背景に、捜査官と被疑者の息をのむ死闘を描く。 取調室シリーズ第2弾。

死体が見つかりいかにも…という犯人が捕まるが、まるで接点が見つからない。容疑者はかつて有名歌手だったが、自分は犯人じゃないと強く言い、その自信も強固なものがあるのだが。
シリーズ2弾目ということで、更にキャラがハッキリ描かれていて、どの人物もハッキリイメージ出来るほど。香山弓江と水木のやり取りは勿論なんですが、自白に追い込む為の身辺捜査や鑑識の様子なども丁寧に書かれていて、なかなか面白かった。
また、捜査と平行に水木の家族にも触れていて、そこから水木の人柄も見えてきたりして。(ちなみに年齢は45歳。身長は高いようだが、それほどハンサムというわけでもないらしい…。妻と娘がいる。)

まぁ、ちょっと強引かな…と思うところはあるけれど、どうもそれは笹沢さんの特徴でもあるらしい(?)
ミステリーというより推理小説と言ったほうが合ってる感じ。
人間くさいところが見えるのが良いです。
出版日が文庫でですが1997年だからかな、携帯もポケベルも出てこないので、ちょっと懐かしい感がありますが、そこが良いのかも。

8点

2011.02.01 Tuesday 11:41 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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