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『闇の喇叭』  有栖川有栖 理論社

平成21年、南北に分断され、政府が国内外に目を光らせる日本。探偵行為も禁じられ、探偵狩りが激しさを増す中、謎めいた殺人事件が起きる。存在意義を否定された探偵に、何ができるのか、何をすべきなのか?

前回ミステリーランドから小学生向けに『』を出されてたのですが、今回はミステリーYA! 。ヤングアダルト向けということで「何か自分で考えるきっかけ、興味を持つきっかけになればと思って書いた」とのこと。
第二次世界大戦、別の理由で戦争が終わったという設定で、現実とは違う抑圧された日本が描かれてます。
…これだけで、結構緊張感が走るのですが、物語の世界はもっと息苦しい世界となってます。そのなかで生きる3人組がすむ町にある殺人事件が起こるのですが…。
現実と文化レベルは一緒でも考え方や思想が違うとこうも変わってしまうんですね。
ピリピリとした緊張感の中で読み進むことが出来るのですが、ミステリーとして読む部分は少なくなってました。
けれど心は揺さぶられたまま…というラストが悲しいですね。

8点
2010.09.08 Wednesday 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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2020.02.17 Monday 10:54 | - | - |