“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生き物の仕種や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に描くユーモア・エッセイ。
初出が1989年なんで30年も前なのね。確かに今やったら猫の扱い乱暴じゃない?といった表現もあるけどこれが普通だったのね…多分。その頃から色んなペットを飼っていたけど、その中には命の移ろいもあり。溺愛するつもりはないが責任は持つといった感じかな。この時代で読むと…共感するって感じはない。けどペットというより共存っていうのがピッタリくる。。。もうちょっと早めに(30年前に)読んでおけばこの違和感はなかったな。エッセイ読むときは、はなるべく時間を空けない方がイイ。