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『ネコと海鞘 』群 ようこ (文春文庫)

犬だって夢を見る、猫だって冷蔵庫に入りたい、ベルトだって空を飛ぶ…どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか?!異常なくらい恋愛エネルギーが少なくても、髪型を「こけし」と言われても、おっちょこちょいで物忘れがひどくても、群ようこの日常は珍事続出で面白い!抱腹絶倒のエッセイ集。

 

1998年に書かれたエッセイを今読むと一昔前…らしい内容。身の回りの気づいた事をああだこうだと独り言のように書かれているのが面白い。読了後スッキリはしないが、似たような人がいると思うと安心(笑)でもタイムリーに読めてたらもっと楽しめてたかな・・。

2019.06.15 Saturday 17:12 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『トラちゃん』群 ようこ  集英社文庫

“生きものは、いったい何を考えているのかなあ、と思うことがよくある。ことばは喋れないにしろ、少なくとも私たちが飼っていた生きものは、非常に感情豊かで、ペットなんて生やさしいものではなくネコやネズミやインコの格好をした、人間であった。”生き物の仕種や表情を生き生きととらえ、家族の絆や細やかな愛を横糸に描くユーモア・エッセイ。

 

初出が1989年なんで30年も前なのね。確かに今やったら猫の扱い乱暴じゃない?といった表現もあるけどこれが普通だったのね…多分。その頃から色んなペットを飼っていたけど、その中には命の移ろいもあり。溺愛するつもりはないが責任は持つといった感じかな。この時代で読むと…共感するって感じはない。けどペットというより共存っていうのがピッタリくる。。。もうちょっと早めに(30年前に)読んでおけばこの違和感はなかったな。エッセイ読むときは、はなるべく時間を空けない方がイイ。

2018.12.19 Wednesday 18:53 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『 まあまあの日々』群 ようこ 角川文庫

アイドルの流行歌にあわせて踊ってみたら、息があがって収まらず、エスカレーターに乗ろうとすればタイミングが合わない。鮨店では写真ばかり撮っている夫婦に呆れ、伝票に印鑑を押そうと手にしていたのは“靴べら”だった…。物忘れや小さな文字の見間違い、体調不良など、ひたひたと近づいてくる加齢に落ち込むこともあるけれど、時には毒づき、かわしながら「まあまあ」で過ごせたら良しとしよう。爽快な日常エッセイ集!

 

帯にある「大人になってもおっちょこちょい」。2011年から2018年までに地方紙やPR紙に書かれたエッセイをまとめた一冊。自身の事から友人だったりTVで扱った流行りの事まで、きっと人に言うことまでもない…が、こんな風に感じた…なんてことが沢山収められていて面白かった。まるで喫茶店でのたわいない話を群さんとしているようだ。また毎回思うけど、多分10年ぐらいしたら私もこんなこと考えてるんだろうな…って思える一冊でした。

2018.10.30 Tuesday 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『福も来た―パンとスープとネコ日和』 群 ようこ ハルキ文庫

素材にこだわり、手間ひまをおしまない美味しいサンドイッチと滋味深いスープ……。編集者を辞めて、自分らしいお店をはじめたアキコは、愛猫たろちゃんを亡くした悲しみを抱えつつも、体育会系で気もちのいいしまちゃんと周りの温かい応援のもとがんばっています!! 「ほんとうの豊かな人生とは何か!?」を問う、心温かな長篇小説。

 

前作『パンとスープとネコ日和』のシリーズ2作目ということになりますが、そのままこの二作目に続いてるので雰囲気はそのまま。しかしアキコは店の在り方をどうするか迷ったり、ご近所の喫茶店のママのお家にお邪魔したりと、心の刺激を受ける。まだまだ愛猫の悲しみは癒えずそれでも日々はゆっくりながらも経っていく。派手な展開はないものの周りの人に支えられやっぱり自分の行きたいように生きていこうとする姿が良い。気持ちが落ち着くような感じかな…?表紙に猫が描かれてるけどいつになったら猫が出てくのか待ってしまった…。

2018.03.09 Friday 18:52 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『パンとスープとネコ日和』 群 ようこ ハルキ文庫

唯一の身内である母を突然亡くしたアキコは、永年勤めていた出版社を辞め、母親がやっていた食堂を改装し再オープンさせた。しまちゃんという、体育会系で気配りのできる女性が手伝っている。メニューは日替わりの(サンドイッチとスープ、サラダ、フルーツ)のみ。安心できる食材で手間ひまをかける。それがアキコのこだわりだ。そんな彼女の元に、ネコのたろがやって来た―。泣いたり笑ったり…アキコの愛おしい日々を描く傑作長篇。

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2018.02.14 Wednesday 18:48 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『猫と女たち』  群ようこ  ポプラ文庫

 瀕死のふりをするゴンちゃん、パンダ座りでブニャーと鳴くブタ夫、気がよくてボスになれない「きたなマスク」、ベンツで律儀に野沢菜を届ける美智子、子供との同居を断るカメヨ―猫&犬たちのエッセイと逞しくチャーミングな女性たちの物語を収録する贅沢なセレクション。

前半は猫や犬のエッセイ。何匹か飼ったことのある猫でも新しく来た猫にはタジタジになる群さん。個性豊かな猫やワンちゃんの観察日記でもあるかも。
後半は5人の女性の楽しく逞しくそして寂しくもある物語。女同士だからこそ見えること・分かることがうまく書かれています。

思った以上にボリュームがあるのですがサラリと楽しく読み終えられる一冊です。
2010.08.03 Tuesday 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『たかが猫、されどネコ』  群 ようこ  角川春樹事務所

たかが猫、されどネコ
たかが猫、されどネコ

猫と暮らす幸福、ネコは生きた教科書…。私と猫たちの生活、話の好きな猫、町の猫たち、猫の人生などをテーマに考えながら、独特の静かな説得力ある口調で人に住みよい町について語る。

今まで発表されてきたエッセイの中で猫の話ばかりを集めてきた本になっています。
もともと猫好きではなかった群さん、なのにどうして猫好きになったのか。
実に簡単、野良猫に餌をあげたら段々好きになっていったのだ。
汚くてブス猫だった子猫、親や弟にも散々言われ、会社で飼い主募集のポスターを貼っても可愛くないと言われ引き取り手が居ない。それでも群さんが帰ってくるとブニャーと鳴いて擦り寄ってくる。周りに好き勝手にアレコレ言われてもこの猫は生きている…そんな姿に群さんは色々学ぶ。
群さん自身が飼っていた猫やご近所猫を、猫の鳴き声の違いも表現しつつ、猫社会と人間社会を見比べ、そして見守っている。
猫の方が寿命が短く、別れも経験する。
フラッと年老いた猫が去っていく…。きっと死に際は人に見られたくないのだろう〜と言われるけれど、誰かが『猫は修行しに行ったのだ〜』という。なるほど…修行に行ったのなら淋しくない。だからまた新しく猫に出会っても別れを気にしないで付き合えるってものだ。
……そうかそうか。猫との距離感ってこんなものかもしれない。けれど愛おしくって気になる存在。だから好きになるのかな。
2007.01.10 Wednesday 01:57 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『かもめ食堂 』 群 ようこ  幻冬舎

かもめ食堂
かもめ食堂

ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは「おにぎり」。けれど、お客といえば、日本おたくの青年トンミただひとり。

既に映画化されてますが、私はまだ観てません…。
ですが、物語を読んでると自然と映画の俳優さんたちがそのままのイメージで出てきます。
サチエがフィンランドへ来る経緯は、強い決意と強運と…という強さがにじみ出ているのに対して、「かもめ食堂」でのサチエはゆったり、すべてを受け止められるという心の広さとやさしさが光ります。
最初は誰も来ない「かもめ食堂」に、一人ひとりと増え、外国の地にあっても日本と同じ色んな人が居て、それぞれの人生が流れている。
また、日本から来たサチエやミドリにマサエがこののんびりしたヘルシンキの町でもう一度自分を見つめなおす姿が、素朴で純粋なのが伝わってくる。

まだ話が続きそうなまま物語は終わってしまいます。
厳しい父の教えと母のおにぎりの味を大事に守りながら、きっとこのままずっとサチエはこの食堂を続けていくのかもしれない…などと想像は膨らみます。

8点
2006.12.12 Tuesday 23:16 | comments(2) | trackbacks(1) | 

『本取り虫』  群 ようこ    筑摩書房

本取り虫
本取り虫

世の中にはたくさんの本がある。一生のうちに読める本はそのうちわずかだと思うけれど、本を読むのはやめられない、という著者が、目の前にたちはだかる本の山との格闘をつづったエッセイ集。

このところ数冊群さんのエッセイを読んでいるけれど、(私に)合う本とそうでないのがあるようです。
で、この本は合う方です。幼い頃からたくさんの本を読んでいる群さん、ある時期まで本に埋もれた生活をしていたそうだが、この本を書かれた頃がら本を増やさないようにされたそう。
「本の増えない本棚――序文にかえて」
で、その理由などが書かれていたけれど、なるほどな…と思う。
思い当たる節は私にもある…手元にないと不安だし、新刊が出たらいち早く買いに行く。そして買った本屋の駐車場で読んでることもあったし、新刊を読まないと置いていかれるような切迫感…群さんはこの状態にあったそうだ。でも部屋の半分は未読の本だったり、読んでいても内容も思い出せない本がたくさんある・・・。
私に今必要な本だけにするのが自分らしい本棚なのでは…と思わせる
…序文です(笑)

やはり読んでいる本が違うと言うか違うジャンルばかりなので、ピンとこないところもある…。けれど、本についての感想と言うより、その本と私〜といったエッセイで、読書によってアレコレ考えたり気づいてきた群さんの成長記なのかもしれない。。
ただ読んで時間潰して〜という読み方ではないようです。
この辺見習いたいなぁ。
2006.11.12 Sunday 11:30 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『NOW and THEN 群ようこ』 群ようこ 角川書店

NOW and THEN 群ようこ―群ようこ自身による全作品解説+95の質問
NOW and THEN 群ようこ―群ようこ自身による全作品解説+95の質問

著者自身による著作全作品の表紙写真と解説、著者への95の質問、エッセイ「無印イタリア物語」を収録。原田宗典やナンシー関をゲストに迎えた対談も併載。群ようこの全てがわかる。

1997年発行ですが、それまでに出された作品の解説が書かれているので、よく知らない私にもシリーズになってるものなどこれからの本選びに役立ちそう。
小説も書かれてるけど、基本的にエッセイスト。自発的に書いたものは無いそうで…。
徐々に私の中の郡ようこ像が出来てきたような。
とりあえずこれから読みたい本をチェックしておこう。。
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2006.10.22 Sunday 20:41 | comments(0) | trackbacks(0) | 
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