目覚めよと彼の呼ぶ声がする
人気絶頂作家が恋愛を、趣味を、そして人生を語る。いま、最も活き活きと現代を描く作家が恋愛を語り、スポーツや音楽を楽しみ、憲法論議にも独特の視点で切り込む刺激的エッセイ集。
石田さんがこの数年色んな雑誌などに寄せてきたエッセイを一冊にまとめたもの。
どれも短くてサラリと読めるのは、よくTVでコメンテーターをされてるからでしょうか?誰にでもスッと入ってくる言葉はとても分かりやすくテーマを端的に捕らえてます。
色んな雑誌ごとに沿って書かれているので政治経済について〜から最近の子ども達へ、巷の事件についてと幅広く書かれてるのですが、私が興味を持ったのは石田さん自身が何故作家となったのか、今作家としてのスタンスは…というのがチラホラ見えてるところ。
またTVに出る際、事件を知りすぎてしまうことについて語られていたのが印象的でした。
先日、石田さんの本をとってベタ過ぎるな〜と思い本を置いてしまったことがあったけど、どうもわざとベタな話を書いてみたかったそうだ…。ウム…また手に取ってみよう(^^ゞ