『おとななじみ』
青山春(通称:ハル)と加賀屋楓は、4歳の時から隣に住む“おさななじみ”。お互い一人暮らしを始めるが、結局今も同じアパートの隣の部屋に住んでいる。楓は20年間ハルを想い続けているが、ハルは楓の気持ちに全く気付く様子はなく、楓はハルの世話を焼きすぎて最早オカン化してしまっている。進展しない関係に業を煮やした楓は、同じくおさななじみの伊織と美桜に相談し、ハルをあきらめることを決意。しかし、決意したものの、ズルズルとハルをあきらめきれない楓に、伊織が大人の男として優しく接する。急接近する楓と伊織の様子を目の当たりにして、動揺するハル。鈍感ながらも、自分の本心に気づき始めるが、ハルは楓の亡き母親と交わした約束を純粋がゆえに、頑なに守っていた―(C)中原アヤ/集英社 (C)2023「おとななじみ」製作委員会(2023/日本)