天国の本屋さんシリーズの最新刊。
またアロハシャツのオヤジに二人の奇妙な店員のいる本屋に1人の女性が。
彼女はまだ来るべき時が来ていないのに何故…。
二人のアサコの思い出と過去と現在が出てきて読みづらいですけど(笑)、性格の違う女性が1人の人を好きになった時にどんな風に行動に出たり感情が表れるのかが松久流にロマンティックというかちとベタ風に描かれていて、良かったです。
あと楽しめるといえば、やはり話や設定のリンク。
とはいっても今回は水系のお話が共通なのかも。
天国の本屋は相変わらずなのですが、麻子が子ども達に水に関する絵本ばかりリクエストされて朗読を…。子ども達がいるっていうのがちょっと悲しいですね。
でも実際にある絵本を読んでるのですが、どれも私も読み聞かせ出読んだ本ばかりなのにちょっとビックリ(まあ、定番の本なんですが…)。
それとどの本にもひと言名セリフがあるのですが…これも効いていて良かったです。
>8点
そうそう・・・
また珍しくカッコイイ男性のイラストが入ってました…(笑)