<< December 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

『恋のゴンドラ』 東野 圭吾  実業之日本社

東野 圭吾
実業之日本社
¥ 1,296
(2016-11-01)

真冬に集う男女8人の運命は? あの東野圭吾が“恋愛”という永遠のミステリーに真っ向から挑む。衝撃の結末から目を逸らすな!

 

あるスキー場のゴンドラで出会った若者たち。個性豊かな面々は場所のシチュエーションのせいかテンションも高め。しかしそこには修羅場覚悟の場所となっていた。。

全7章、久しぶり若い男女たちの群集劇といった感じでしょうか。東野さんの作品でゲレンデが舞台の話はちょっとライトめが多いような。しかし登場人物が多いながらキャラがハッキリしてるうえ、結構グイグイくる展開。章によって主人公が変わるけど、メンバーは同じなので色んな立場からの関係が見えて面白い。ちょっとの軽さもあればチラッとの恰好良さや誠実さも見えて読了感は良し、なんですよね。たまにはこんな話も読んでみたかった。良かった。

2018.04.07 Saturday 17:16 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『人魚の眠る家 』 東野 圭吾  幻冬舎

東野 圭吾
幻冬舎
¥ 1,469
(2015-11-18)

娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の二人。彼等に悲報が届いたのは、面接試験の予行演習の直前だった。娘がプールで溺れた―。病院に駆けつけた二人を待っていたのは残酷な現実。そして医師からは、思いもよらない選択を迫られる。過酷な運命に苦悩する母親。その愛と狂気は成就するのか―。

年に一回は聞いてしまうプールの事故。顔は綺麗なままで信じられないし受け止められないとき、部下の一人に一つの情報を聞きそれを取り入れてみることに。脳死判定を受けた時点で死を受け入れたように感じた両親は、一つの方法に掛けてみることになるが…。倒れた彼女に向けての考え方は実にバラバラで受け止め方が違うと、こうまで接し方も変わるのか。やれるだけ尽くしてみるのがいいのか、人間模様と父としてか母としてか弟の立場としてどう思うか。結局はどこで受け入れるのか…母は想いが強すぎて暴走しているが分かる気もする。そして自分なりの心の着地点を見つけるけれど、それは今後の自分への生きていくための方法だったのかも。ラストに女の子が延々に生きているように昇華出来るシーンで終わってるのは上手いなぁと思う。そう思うとこのタイトルは唸らせる。(ネタバレ的なのを書いていたので反転させました)

2018.03.14 Wednesday 17:30 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『疾風ロンド』 東野 圭吾  実業之日本社文庫

強力な生物兵器を雪山に埋めた。雪が解け、気温が上昇すれば散乱する仕組みだ。場所を知りたければ3億円を支払え―そう脅迫してきた犯人が事故死してしまった。上司から生物兵器の回収を命じられた研究員は、息子と共に、とあるスキー場に向かった。頼みの綱は目印のテディベア。だが予想外の出来事が、次々と彼等を襲う。ラスト1頁まで気が抜けない娯楽快作。

前作『白銀ジャック』の続きとなる作品。根津と瀬利がメインで出てきますが、今回も父子の家族愛に触れていて面白かったですね。ストーリーとしては難しくないのですらすら読めてスピード感が出てよかったと思います。

この本を読んだ後、渡辺謙さんが根津役でのドラマ『白銀ジャック』見ました。これを見てから読んだらもっと良かったかも。
ドラマの方は2時間なので展開も早いんですが、役者さんがベテランさんや人気俳優さんが出ていて豪華でした。夏場に真冬のドラマなのでいろんな意味でビックリしましたが。。
小説もドラマもシリーズ化するんでしょうか。。

7点

2014.08.05 Tuesday 23:18 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『祈りの幕が下りる時』 東野 圭吾  講談社

悲劇なんかじゃない これがわたしの人生
極限まで追いつめられた時、人は何を思うのか。夢見た舞台を実現させた女性演出家。彼女を訪ねた幼なじみが、数日後、遺体となって発見された。数々の人生が絡み合う謎に、捜査は混迷を極めるが――

加賀シリーズです。

が、感想は書きづらいですね〜。すぐネタバレしてしまいますし。

やるせない事件にしては突発的で同情もしにくく、しかし加賀さんの母親に絡む話もあるので。。事件の迷走と加賀さんの地道な捜査に追いつめられる人。過去と現在の時間幅も謎を深める一つなんですが、このシリーズのもう一つのテーマともいえる父子愛についても出てくるので、後味の悪い作品ですが、読みごたえはあると思います。

8点



2014.03.30 Sunday 01:42 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『夢幻花』  東野 圭吾  PHP研究所

黄色いアサガオだけは追いかけるな―。この世に存在しないはずの花をめぐり、驚愕の真相が明らかになる長編ミステリ。
独り暮らしをしていた老人・秋山周治が何者かに殺された。遺体の第一発見者は孫娘の梨乃。梨乃は祖父の死後、庭から消えた黄色い花のことが気にかかり、ブログにアップする。ブログを見て近づいてきたのが、警察庁に勤務する蒲生要介。その弟・蒼太と知り合った梨乃は、蒼太とともに、事件の真相と黄色い花の謎解明に向けて動き出す。西荻窪署の刑事・早瀬らも、事件を追うが、そこには別の思いもあった。



月刊誌『歴史街道』に2002年から2004年にかけて連載された作品を、今のテクノロジーと現代2013年に合わせた作品に手直しされた作品。

朝顔は江戸時代にずいぶん流行ったのは知ってましたが、絶滅した色があったんですね。そんなことは知らない若者たちと、刑事たちの捜査2方向から事件を追いかけるのですが・・・。

事件を解明していくのと同時に、人それぞれには役割がありそれは宿命でもある。。といった読み手にも問いかけるような終わり方になってます。
ミステリーとしては少し弱い気もしますが、人間模様を見ていく面白さはあります。東野作品によく出てくる父子の関係も出てきますし理系の話も出てくるので、東野作品らしさはふんだんにもりこまれてます。
サクッとは読めますがオススメしたい作品です。

8点

 

2013.09.20 Friday 23:17 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『 虚像の道化師 ガリレオ 7』 東野 圭吾 文藝春秋

東野圭吾の代表作、「ガリレオシリーズ」の最新短編集。
ビル5階にある新興宗教の道場から、信者の男が転落死した。その場にいた者たちは、男が何かから逃れるように勝手に窓から飛び降りたと証言し、教祖は相手に指一本触れないものの、自分が強い念を送って男を落としてしまったと自首してきた。教祖の“念”は本物なのか? 湯川は教団に赴きからくりを見破る(「幻惑(まどわ)す」)。突然暴れだした男を取り押さえようとして草薙が刺された。逮捕された男は幻聴のせいだと供述した。そして男が勤める会社では、ノイローゼ気味だった部長が少し前に自殺し、また幻聴に悩む女子社員もいた。幻聴の正体は――(「心聴(きこえ)る」)。大学時代の友人の結婚式のために、山中のリゾートホテルにやって来た湯川と草薙。その日は天候が荒れて道が崩れ、麓の町との行き来が出来なくなる。ところがホテルからさらに奥に行った別荘で、夫婦が殺されていると通報が入る。草薙は現場に入るが、草薙が撮影した現場写真を見た湯川は、事件のおかしな点に気づく(「偽装(よそお)う」)。劇団の演出家が殺された。凶器は芝居で使う予定だったナイフ。だが劇団の関係者にはみなアリバイがあった。湯川は、残された凶器の不可解さに着目する(「演技(えんじ)る」)。
読み応え充分の4作を収録。湯川のクールでスマートな推理が光る、ガリレオ短編集第4弾


最近のガリレオシリーズの中では、湯川らしい着目で面白かった。
「幻惑す」では草薙が刺されてしまうといいうハプニングがあったがなかなか良かった。
草薙以外の登場人物も増えてきて、話が広がってきた感じかな・・。

8点

2013.02.02 Saturday 10:17 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『ナミヤ雑貨店の奇蹟』  東野 圭吾  角川書店

 夢をとるか、愛をとるか。現実をとるか、理想をとるか。人情をとるか、道理をとるか。家族をとるか、将来をとるか。野望をとるか、幸せをとるか。あらゆる悩みの相談に乗る、不思議な雑貨店。しかしその正体は…。物語が完結するとき、人知を超えた真実が明らかになる。

昔ナミヤ雑貨店の店主が牛乳受けに入った悩み相談に返事を書いたことから始まる物語。
SFとファンタジーの要素を併せ持ち、人物や話が見事につながっていくのが面白い。それは時代をも超えていくのだから。
ただ、スルスルと読めてしまうのがもったいない。なんとなく先が読めてしまうし。。
前評判が良かったのと図書館待ちが長かったので期待しすぎたかな・・・

7点
2012.11.07 Wednesday 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『マスカレード・ホテル』 東野 圭吾  集英社

 待望の新ヒーロー誕生! 極上の長編ミステリ
都内で起きた不可解な連続殺人事件。次の犯行現場は、超一流ホテル・コルテシア東京らしい。殺人を阻止するため、警察は潜入捜査を開始し・・・。1行たりとも読み飛ばせない、東野ミステリの最高峰。

シリーズものではない刑事が主人公なのは久しぶりな気がする。
犯人が残した犯行予告のようなメモに振り回される警察、それに協力するホテルスタッフ達。
いろんなお客がくるホテルの中で、右往左往させられる警察に、ホテルマンとしての対応にぶつかり合う刑事とフロント係の女性。
なかなか面白い展開で良かったし、主人公のお二人もかなりの個性的な人物でドキドキさせられた。(若干の行き過ぎ感は感じたけど)。

この個性的な刑事が、シリーズ化するのかもしれない。
でも・・・あのラストを見ると…

以下反転↓
恋愛ものにはしてほしくない気もします。
いずれドラマ化になるとしたらヒロインも要るだろう…的な(笑)

>8点
2012.06.14 Thursday 16:22 | comments(0) | trackbacks(0) | 

『真夏の方程式』 東野 圭吾 文藝春秋

夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在する。翌朝、もう1人の宿泊客で元刑事の男が、変死体で見つかり…。ガリレオシリーズ長編。『週刊文春』連載を単行本化。

ひと夏を同じ旅館で過ごす事になった少年恭平と湯川。子ども嫌いだが旅館であったある事件を知るには恭平からも、情報を聞き出すことに。
湯川は多分犯人を知りたいのではなく、どうして関係ないところで一酸化炭素中毒で亡くなっているのかが知りたかったのかも…しかし、知れば知るほどよくない方向へ導いてしまう。
事件を解決させるのは刑事の仕事だが、湯川はその立場にない。
湯川の最終の言葉は重いが、彼らしくないが責任のある言葉でよかったと思う。

と、読んでるとガリレオシリーズというより加賀シリーズみたい。
多分(以下ネタバレを含むので反転)

親子愛があるからだと思う。娘を思う親、関係ないのに加担させてしまった罪と大人と子どもの関係が元にあるから。これは加賀シリーズの一つのテーマだと思うので

まぁ湯川らしくない…という部分もあるし科学的なトリックもハッとさせられる部分が弱かったのかな…と思うのもあるけど、そんなに奇奇怪怪な事が起こるのも不自然な気もするし。。
あのラストでいいのかとも思うが…。
面白く読めたので良いか…。

8点


図書館の待ちが長すぎて過剰な期待をしすぎたのか??(苦笑)


 

2012.04.06 Friday 23:46 | comments(0) | trackbacks(1) | 

『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表 』   講談社文庫

苦節25年。今年でようやく「売れない」時代と「ブレイク」時代が半々となった東野圭吾(98年の『秘密』からブレイクと換算)が、その作家生活の中でどのように小説に向かい、努力し、読者のことを考えに考え続けたか。著者による全作品解説に加え、加賀シリーズ、ガリレオシリーズ、<笑>小説シリーズなど、人気シリーズの解説ページも追加収録。そして初の試み、著者公認の人気作品ランキングの結果も発表。応募総数は約1万人。栄えある第1位に選ばれた作品とは!?
正真正銘、これ以外は全部非公認、最初で最後の「公式ガイド」!

デビュー25周年という記念で出された本で、作品をアンケートでランキング付けしたのが半分、後自身が作品全てに解説している…といったもの。
アンケートの結果には正直興味がないし、解説も前出したものなので、それにお金を出してまで…とは思うのですが、昔読んだ本の内容を思い出すためにも…文庫なので購入(笑)。
…いやいや、読んでる当事の読み手の考えと作家の思い入れとは、まったくの別なのでかえって面白く感じました。
この解説とかを読んでると、先日読んだ『歪笑小説』が更に面白く感じます。

ランキングなんですが、やはり映像化されてる作品、もしくは最近出たものが上位ですね。
「初めての東野作品で…」と書かれてるものが多くて、それだけインパクトがあったということなんでしょうね。これから過去の作品を読み進められる人なんだと思うと、私のその頃のコーフンっぷりを思い出し、羨ましくも思います。

あと…既に東野作品を沢山読まれてる人には、この手の本は出たてに読んだ方が新鮮でイイと思います。旬…ってやつ。。。?
あまり読まれてない方も、ネタバレはほぼないので安心していいと思います。

…祭りに乗せられ買っちゃったかな…
いや、祭りも嫌いじゃないし…と思う事に(苦笑)。

2012.03.05 Monday 16:52 | comments(2) | trackbacks(0) | 
 | 1 / 5 PAGES | >>